カテゴリー「環境」の39件の記事

2023.10.07

西之島で海鳥の繁殖の中心地以外で新たに昆虫などが確認された

小笠原の火山島 西之島の環境省の調査で、海鳥の繁殖の中心地以外で新たにヤニイロハサミムシとカズキダニの一種の生息を確認したと環境省がアナウンスしています。

231007
・ 西之島 南西方から撮影 2023.10.04 /海上保安庁
※ 写真は最近の火山活動写真 2023.10.4/海上保安庁から引用

確実ではありませんが、鳥の死骸を餌として昆虫やダニが繁殖している可能性があるとのことです。

2022年7月5日に放送されたNHKの「ダーウィンが来た!」では、前年、大噴火して再び死の島になった西之島に最初に訪れた海鳥たちが営巣し繁殖する様子が紹介されていました。そして死んだ海鳥の死骸を餌とする小動物も昆虫も細菌もいないため腐らずにミイラ化していました。次に訪れた時は小型のカニが大量に上陸していて、鳥の死骸を食べてました。

節足動物や細菌、植物などが登場し、食物連鎖が始まり、長い時間をかけて死の島が生命の豊かな島に変わるのですね。溶岩と火山灰の台地に土壌ができる、壮大な物語の始まりです。

参照:海域火山データベース 西之島/海上保安庁

引用文令和5年度西之島総合学術調査結果概要について
令和5年9月11日(月)~同年9月20日(水)に「令和5年度西之島総合学術調査」を実施しました。
今般、その調査結果概要を取りまとめましたので、お知らせいたします。
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調査結果(概要)
(1) 陸域調査
ア.鳥類
西之島の西部、北部、東部において、カツオドリ約30ペアの営巣を確認しました。昨年度までの調査時点で 繁殖の中心だった西部での営巣数は激減していました。
その他の海鳥についても個体数の減少が確認されました。
2020年の噴火後の繁殖成功率が低く、繁殖集団が縮小している可能性があります。噴火の直接影響ではなく、噴火に伴う環境変化という間接影響がタイムラグを経て作用したと考えられます。
イ.節足動物
西之島の北西部において、ヤニイロハサミムシとカズキダニの一種の生息を確認しました。これまでの海鳥の繁殖の中心地以外において新たに昆虫が確認されたことから、海鳥由来の有機物を資源にしつつ分布を拡大している可能性があります。ただし、今回は1地点の確認にとどまっており、今後、より広範囲における調査が必要です。
海鳥の営巣地でガ類の生息を確認しました。分類群の詳細は不明なものの、海鳥由来の有機物を資源にする昆虫等の節足動物が他にも生息している可能性があります。
島内では直接確認できていませんが、西之島沖で船上に飛来したカツオドリにシラミバエの一種が寄生していることを確認しました。
2023.10.02/環境省

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2020.01.25

ふじのくに地球環境史ミュージアムで開催されている「大絶滅」展を見てきました

ふじのくに地球環境史ミュージアムで2019年11月30日から'20年4月5日まで開催されている「大絶滅」展に行ってきました。

20012501
・ 「大絶滅」展のチケットと冊子

5億年前以降に地球では、環境の激変により多くの生物種がほぼ同時に姿を消す大絶滅が5回あったとされています。

それは、約4億4千年前の古生代オルドビス紀、約3億7千万年前の古生代デボン紀後期、約2億5800万~2億5100万年前の古生代ペルム紀末期、2憶1千万年前の中生代三畳紀末、最後は6550万年前の中生代白亜紀末です。

「大絶滅」展では5回の大絶滅を時間を追って、パネルや化石、地質サンプルなどによって紹介しています。

20012502

興味をひいたのは最後に起こった恐竜をはじめ地球上の70%の生物が息絶えたという白亜紀の大絶滅です。
ユカタン半島に落ちた巨大隕石の爆発と衝撃により地球の気候が一変したことが原因とされています。

会場には、大量絶滅を分けるK/Pg境界(中生代と新生代の境界)の地層標本が展示されていました。

20012503
・K/Pg境界を含む黒色粘土層を含む地層の標本(赤矢印の部分K/Pg境界)

それと3度目の大量絶、ベルム紀末期。短期間に2度発生したと考えられ、地球上の生物の96%が死に絶えたといわれています。
その原因として有力とされているのが、地球の内部のマントルのマグマによる超大規模な火山噴火による巨大ブルーム説です。この時大量に放出された二酸化炭素の温室効果により、寒冷化していた地球が温暖化し、生態系を崩壊させたというものです。

原因は違うにしろ、現在起こりつつある二酸化炭素の上昇による気候変動に似ていなくもないと思ったりして。

「大絶滅」展は派手ではないけれど面白い展示でした。また会場で購入した冊子もイラストや写真が豊富で読み応えがあります。

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2018.06.04

地球温暖化が最も進行した場合、静岡県では今世紀末に年平均気温は約4℃上昇し、静岡市では猛暑日が約30日増加するそうです

先日、静岡地方気象台は「静岡県の21世紀末の気候」を発表しました。

これは、気象観測モデルが再現した20世紀末(1980~1999年)の気候をもとに、IPCCの第5次評価報告書の温室効果ガスが最も排出されるシナリオ(RCP8.5シナリオ)に基づき、21世紀末(2076~2095年)の気候を予測したものです。

それによると、静岡県の年平均気温(1981~2010年)16.5℃に対し、今世紀末には約4℃上昇するとのことです。
季節別には、秋と冬の上昇が大きくなっています。

また、静岡市の猛暑日は約30日、真夏日と熱帯夜は約70日、夏日は約60日増加すると予測しています。
資料には現在のデータが載っていなかったので、約○○日の増加と言われても実感がありません。
そこで、2008年~'17年の静岡の猛暑日などの平均を出したものが下の表です。

→静岡の猛暑日、真夏日、夏日、熱帯夜の日数 2008年~'17年の年平均値等

2008年~'17年も年平均猛暑日は約4日だから約30日の増加は相当なものです。
それとともに真夏日が約51日、熱帯夜が約20日のところ、それぞれ約70日増加、夏日は約73日が約60日増加することになります。

一方、降水の予測では1時間降水量50mm以上(滝のように降る雨)の発生が現在の約2倍で、夏と秋の増加が目立っています。
日降水量1mm未満の無降水日も約8日増加すると予測され、夏と春の増加が目立っています。

最もこの予測は温室効果ガスの排出量に基づく最悪のシナリオであって、太陽活動により気候は大きく変動するわけで、実際のところはどうなるのだろう?

なお、予測は静岡県ばかりでなく、関東甲信・北陸・東海地方の17都県別に公開されています。

参考
・ 静岡県の21世紀末の気候/静岡地方気象台 2018.06.01 PDF 3.8MB
17都県別リーフレット(関東甲信・北陸・東海地方) 21世紀末の気候 -地球温暖化が最も進行する場合の気温と降水の予測-/静岡地方気象台 2018.06.01

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2017.03.31

気象庁の「地球温暖化予測情報第9巻」によると、今世紀末には20世紀末より全国平均で、気温が4.5℃上昇し滝のように降る雨の頻度が2倍以上に増加する

先日、気象庁から数年に1回公表される「地球温暖化予測情報」の第9巻が公表されました。

「地球温暖化予測情報」は、20世紀末(1980~1999年)と比較し21世紀末(2076~2095年)に、気温や降水・降雪がどのように変動するかを予測するものです。
気候変化の予測は、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次評価報告書の4つのRCPシナリオのうち、最も温室効果ガスの排出が多いシナリオ(RCP8.5
シナリオ:現時点を超える政策的な緩和策を行わないことを想定)に基づいていて行われています。

予測によると、気温は全国平均で4.5℃上昇し、猛暑日(日最高気温35℃以上)は地域によって6~54日増加、併せて真夏日、夏日、熱帯夜日数も増加し冬日、真冬日は減少するとのことです。

一方、年間の降水量は明瞭な増加傾向はみられないものの、滝のように降る雨(1時間降水量50mm以上)の頻度が全国平均では2倍以上に増加、逆に雨の降らない日(日降水量1mm未満)の頻度も全国的に増加するそうです。

今世紀末に向けて熱中症や干ばつのリスクが大きくなるということかな。このような状況になると、生態系も結構変わりそうですね。

まあ、IPCCの気候変動予測には異論もあるし、また今回の予測はその最悪のシナリオに基づいているので、今世紀末がどのような気候になるのかはわからないけれど。

「地球温暖化予測情報第9巻」は、全国平均とともに全国7地域別、月別にも予測されています。
下の表は、そのうち全国平均及び静岡が属する東日本太平洋側を抜粋したものです。

気象庁「地球温暖化予測情報第9巻」による気温、降水・降雪の20世紀末と比較した21世紀末の変動量

参照
・ 「地球温暖化予測情報第9巻」の概要 2017年3月/気象庁 (PDF 1.1MB)
・ 「地球温暖化予測情報第9巻」2017年3月/気象庁 (PDF 24.1MB)

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2016.02.20

木材の酸素同位体比によって1年単位で年代が決定できるんですね

静岡県埋蔵文化財センター主催の総合地球環境科学研究所 中塚 武教授の講演「気候と歴史の関係から何を学ぶべきか?」を聞いてきました。

歴史記念講演「気候と歴史の関係から何を学ぶべきか?」パンフレット/静岡県埋蔵文化センター
・ 歴史記念講演「気候と歴史の関係から何を学ぶべきか?」パンフレット/静岡県埋蔵文化財センター

中塚さんは遺跡から出土した木製品などの年輪に含まれる酸素同位体比を分析して、過去2000年以上の日本列島の気候の復元に取り組んでいる研究者です。

木材の年輪に含まれる酸素のほとんどを占める16Oとそれより重い同位体18Oの比を調べることによって、4300年前に遡って年単位(精度を上げれば月単位)で年代を決定できるようです。
月単位になんてできるのかと最初は思ったけれど、講演で紹介された最近の実測した月単位の湿度のデータと酸素同位体比の数値の推移が同じ傾向を示しており、過去に遡って同位体比から湿度が推定できたらすごいことだと感じました。

今のところ日本では降水量のデータが復元できているとのことです。

このことによって過去の気候変動の様子がわかり、古文書などに記録された史実と照合すると、大きな歴史的な出来事と気候変動の関連が推察されるそうです。

面白かったのは、飢饉や政変など大きな出来事の起きる前の数十年間は比較的気候が安定した期間であったこと。そして、その間は作物の収穫量が増えるとともに、技術や社会システムが洗練され環境収容力(人を養える力)が大きくなるそうです。そして、その状態で気候変動が起きると作物の生産量が落ち環境収容が下がり、社会が混乱し歴史的な出来事が起こるという推察です。

この講演を聞いていて、もしかしたら現代は気候変動による環境収容力が低下するところにきているのかもと思いました。

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2015.11.17

温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」の地球全大気の二酸化炭素濃度の測定結果はすごいね

2009年年初に打ち上げられた温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)の二酸化炭素濃度の測定結果が、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)、国立研究開発法人国立環境研究所(NIES)及び環境省から公表されました。

「いぶき」は高度660kmの軌道で地球を約100分で周回している観測衛星で、地球的規模で約5,600点温室効果ガスを測定しています。今回、そのデータをもとに月別の地球全大気の二酸化炭素(CO2)濃度の推定結果が公表されました。

個々の数値データについては、NIESから近日公開予定とのことで個人的にグラフに落とし込むことはできません。
ただ、公表された2009年から2015年の月別二酸化炭素濃度の推移のグラフを見ると、植物の光合成量の影響で濃度は夏に下がり冬に上がる季節変動を繰り返しながら、少しずつ上昇をしています。
NIESのプレスリリースでは、2015年7月の二酸化炭素全大気平均濃度は397.1ppm、同月の推定経年平均濃度値は398.2ppm、過去1年間(2014年7月~'15年7月)の増加量は2.0ppm/年となり、このまま推移すれば近いうちに400ppmに達するとしています。

この二酸化炭素濃度400ppmや年増加量2.0ppmはどういった意味を持つのだろう?

ずいぶん前に読んだジェームス・ラブロックの「ガイアの復讐」では、温暖化の臨界点を500ppmとしています。また、IPPC第5次評価報告書では、21世紀において気温上昇が2℃未満に収まる可能性の高い温室効果ガスの二酸化炭素換算濃度を430~480ppmとしています。

もっとも気候変動については、温暖化説が有力だけど太陽活動の状態から寒冷化を唱える研究者もいるし、よくわかりません。

でも「いぶき」によって地球全体の二酸化炭素濃度の推移が把握されることは、有意義なことだね。設計寿命が5年と短いことが気になるけれど。

参考
温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)の観測データに基づく月別二酸化炭素の全大気平均濃度の公表について (2015.11.16)/国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
「いぶき」の観測データに基づく全大気中の月別二酸化炭素濃度 速報値/国立研究開発法人国立環境研究所
・ 気象変動2014総合報告書 政策決定者向け要約/気象庁(気候変動に関する政府間パネル) PDF: 4.00Mb

関連エントリー:ガイアの復讐/ジェームス・ラブロック (2006.12.14)

引用文温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)の観測データに基づく月別二酸化炭素の全大気平均濃度の公表について
温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT(ゴーサット))は、環境省、国立研究開発法人国立環境研究所(NIES)及び国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が共同で開発した世界初の温室効果ガス観測専用の衛星であり、平成21年1月23日の打上げ以降、現在も観測を続けています。
「いぶき」観測データを使って、地上から上空までの「地球大気全体(全大気)」の二酸化炭素平均濃度を算出したところ、月別平均濃度は季節変動をしながら年々上昇し、平成27年5月に約398.8ppmを記録しました。さらに推定経年平均濃度※は平成27年7月に約398.2ppmに達したことがわかりました。このままの上昇傾向が続けば、月別平均濃度や推定経年平均濃度はともに、遅くとも平成28年中に400ppmを超える見込みです。これは、「いぶき」の観測によって地球大気全体の平均濃度が400ppmに近づくことを初めて示すことになり、衛星による温室効果ガス観測の重要性を表すものと言えます。
※ 推定経年平均濃度:季節変動を取り除いた2年程度の平均濃度値
2015/11/16/国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 国立研究開発法人国立環境研究所 環境省

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2014.03.11

中国では結局星は見られなかった

昨日、浙江省から上海経由で帰ってきました。

上海浦東国際空港に駐機中の中国東方航空 MU2019 B737-800
・ 上海浦東国際空港に駐機中の中国東方航空 MU2019 B737-800

五島列島上空を飛行中のMU2019
・ 五島列島上空を飛行中のMU2019

8日間の短い滞在でしたが、杭州市で恒星がどのように見えるのか楽しみでした。杭州市は静岡と緯度があまり変わらないから、同じように見えるのかな。

でも結局、恒星は見られませんでした。

雨の日もありましたが、空が見える日もあったので、やはりPM2.5の影響があるのでしょうか。

開会中の全国人民代表大会で、調査をした約96%に当たる71都市でPM2.5が基準値(年平均値 35μg/m³ 日本の基準値 年平均値 15μg/m³)を上回ったとの発表されたことを、共同通信が報じています。

上海浦東国際空港第二ターミナル越しの霞む朝日 2014.03.11
・ 上海浦東国際空港第二ターミナル越しの霞む朝日 2014.03.11

富士山静岡空港に着いて吸った空気の美味しかったこと。太陽の白い日差しが眩しかったこと。遠くの山の輪郭がクッキリ見えること。普段はそんなこと思いもしないのにね。

引用文中国PM2.5、96%で基準超 74都市で調査
中国環境保護省の呉暁青次官は8日、北京で開会中の全国人民代表大会(全人代=国会)で記者会見し、昨年1年間、中国の74都市で大気汚染の状況を調べた結果、約96%に当たる71都市で微小粒子状物質「PM2.5」が基準値を上回ったことを明らかにした。
中国政府が定めた大気1立方メートル当たりのPM2.5の基準値は、年平均35マイクログラムだが、調査した全74都市の年平均値は72マイクログラムで約2倍を記録。基準を満たしたのはチベット自治区の区都ラサなど3都市にとどまった。
2014/03/08/共同通信

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2014.03.10

上海浦東国際空港の朝

朝7時の上海浦東国際空港の第二ターミナルです。
朝日が霞んでいます。

上海浦東国際空港第二ターミナル
・ 上海浦東国際空港第二ターミナル

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2013.08.23

静岡ではクマゼミが増えてきたよね

僕が子供の頃はセミといえばアブラゼミが一般的でクマゼミはなかなか捕まえらずステータスの高い種類のセミでした。

クマゼミの雌成虫 2013.08.22 静岡市葵区平野部
・ クマゼミの雌成虫 2013.08.22 静岡市葵区平野部

それがここ数年来(もっと前からかもしれないけれど)、アブラゼミと並んでよく見かけるありふれたセミになりました。

南方系のセミを静岡辺りでも見かけるようになったのは、温暖化の影響ではないかとの説があります。
確かに静岡の年間の平均・最高・最低気温とも徐々に上昇しているのでその影響があるかもしれません。
まぁ、確かなことはいえないけれど。

静岡の年別平均・最高・最低気温の推移 1940-2012/気象庁

ところで最近の子供はセミ捕りなんかするのかな?

・ 関連Blogはこちらへ。

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2012.05.11

ツバメが減っている?

毎年ウグイスの声からツバメの声に替わるとそろそろ初夏だなぁと感じます。

今年もツバメは近所の魚屋さんの軒下に巣を作り住宅街の空間を高く低く飛び回っています。

ツバメ 2012.05.06 静岡市葵区
・ ツバメ 2012.05.06 静岡市葵区

そのツバメが減っているのではとNHKが報じていました。
僕の周りでは減ったという印象はありませんが、全国的には減る傾向にあるようです。

ツバメは人間の生活空間の中に巣を作り子育てをする身近な野鳥です。
農地が減って巣の材料となる泥や餌の昆虫が得づらくなったり、近代的建物は巣を作るのに適していなかったり、天敵のカラスが増えたりとツバメが減った原因が挙げられています。

日本野鳥の会のサイトでツバメの簡単な生息状況の調査(アンケート)を行っています。

それにしても野鳥の会のサイトに掲載されているツバメの写真は恰好いいです。動きの速いツバメをよく捉えています。僕の腕では上に掲載した写真を撮るのがやっとです ^^;

引用文ツバメが減少 生息状況を全国調査
日本人に身近な渡り鳥として知られるツバメ。
このツバメが生息環境の変化などから日本各地で減る傾向にあるとして、日本野鳥の会は10日から始まった愛鳥週間に合わせて、生息状況の全国調査を初めて行うことになりました。
ツバメは東南アジアなどで越冬し、日本には春先になると主に九州より北の地域に夏鳥として渡ってきて子育てを行います。
人の出入りの多い住宅や店舗の玄関や軒先などに巣作りをすることや、水田などの害虫を食べることから益鳥としても昔から人になじみの深い鳥として知られています。
ところが、日本野鳥の会によりますと、ここ数年、「ツバメが減っている」という声が各地から数多く寄せられているということです。
全国で唯一、県内全域でツバメの数を長年調べている石川県では、40年前と比べて3分の1まで減っているという調査結果もあります。
主な原因について、野鳥の会では、農地が減ったことでツバメが巣作りに使う泥や餌となる虫が減ったこと、巣作りに適している軒のあるような日本家屋が減ったうえ最近の建物の壁には泥がつきにくい加工が施されていること、それに人の生活環境の変化もあって天敵となるカラスが増えたことなどを挙げています。
これを受けて、野鳥の会はツバメの生育状況や減っている原因を調べるため10日から始まった愛鳥週間に合わせて、初めて全国調査を行うことになりました。
一般の人に広く呼びかけて、ツバメの目撃情報や周辺の環境の変化について情報を募るほか、野鳥の会の会員などによるツバメの生息状況の実態調査なども行う方針で、野鳥の会のホームページにアクセスすれば誰でも参加できます。
日本野鳥の会の篠木秀紀さんは「ツバメは農地で害虫を食べるなど、私たちの生活にとって大切な鳥です。古くから人間にとって最も身近で貴重な鳥が減っているということを、多くの人が一度考えてみるきっかけにしてほしいです」と話しています。
日本野鳥の会のホームページは、http://www.wbsj.orgです。
2012/05/10/NHK

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