2024年度の食料自給率はカロリーベース38%、摂取熱量ベース46% - 食料自給率2024年度 1
2024年度の食料自給表(暫定)が農林水産省から発表になりました。
(供給)カロリーベース食料自給率は、前年度と同じ38%です。

プラス要因として、主食用米の消費量が増加や国産てん菜・さとうきびの生産量が増加し産糖量が増加したことがあげられています。
一方で、マイナス要因として、小麦、大豆、野菜、魚介類の生産量の減少があげられています。
また、’24年度から摂取熱量ベース食料自給率46%が公表されています。

カロリーベースの自給率は供給される熱量のうち国産の割合で、摂取熱量ベースは摂取する熱量のうち国産の割合を示すものです。
摂取熱量ベースの食料自給率については、平時において国民の日常生活に必要な摂取熱量のどの程度が国内で賄われているかを示す指標であり、今年度からあわせて公表しています。
摂取熱量ベース食料自給率=1人1日当たり国内供給熱量(860kcal)/平時における国民の日常生活に必要な摂取熱量(1,850kcal)=46%
令和6年度食料自給率を公表します 2025.10.10/農林水産省 から抜粋
国産ですべてまかなっても摂取熱量の46%とはやはり低いね。
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参照
・ 令和6年度食料自給率を公表します 2025.10.10/農林水産省
・ 令和6年度食料自給率について 2010.10.10/農林水産省 PDF 1.4MB
・ 令和6年度食料需給表 2010.10.10/農林水産省 PDF 387KB
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