最高気温が40℃以上の日の名称を気象庁が検討
彼岸も間近というのに静岡の最高気温は33.9℃(平年27.9℃)と、9月に入ってもとても暑い日が続いています。
群馬県では40℃以上を観測した日数が現時点で9日にのぼり、静岡でも1日観測されています。
そのような前例のない高温を受けて、気象庁では最高気温は40℃以上の日に名称を付けることを検討しているとNHKが報じています。
現在、35℃以上は「猛暑日」とされていますが、想定を超える高温が頻繁に発生する可能性があることから新たな区分を設定する必要が生じているのでしょう。
名称の候補としては「酷暑日」が上がっているそうです。
下の表は静岡(静岡地方気象台)の1940年1月1日から2025年9月17日までの猛暑日、真夏日、夏日を期間、年ごとにまとめたものです。
この表をみても1991年頃から猛暑日が徐々に増加しているのがわかります。
さすがに40℃以上になった日は、昨年・今年の1回ずつですが、今後増えていくと思いとゾッとします。
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気象庁 最高気温40度以上の日に名称検討 候補に「酷暑日」など
気象庁によりますと、ことしの夏は、群馬県で国内最高気温の41.8度を観測するなど、40度以上を観測した日数が9日にのぼり、観測した地点数も延べ30地点と、いずれも、これまでの記録を更新しました。
この記録的な高温を受けて、気象庁の野村竜一長官は、17日の定例の記者会見で、最高気温が40度以上になった日について、新たに名称をつけることを検討していると明らかにしました。
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候補には、「酷暑日」などがあがっているということで、今後、具体的に検討を進め、早ければ来年の夏から使用したいとしています。
2025.09.17/NHK
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