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2025.09.26

オートフォーカスレンズで∞がフォーカスリングの手前になるのは何故?

星の写真はマニュアルフォーカス(MF)でピントを∞(無限遠)にして撮ります。

古いフィルムカメラのマニュアルフォーカスレンズの時は、フォーカスリングを左にいっぱいに回して∞で撮影すれば無限遠にピントが合いました。

ところが、オートフォーカス(AF)レンズでは、マニュアルフォーカスモードでリングを左いっぱいに回して撮ってもピントが合いません。

ファインダーやライブビューでピントを合わせると、左いっぱいの少し手前でピントが合います。

調べてみると(こういった時は生成AIは便利です)、オートフォーカスのピントはモーターでレンズのリングを回して(行きつ戻りつ)してピントを合わせます。

この場合、左いっぱいに∞を設定すると無限遠のピント合わせに余裕がなくなるため、少しだけ∞の手前に無限遠のピントを持ってきており、これをオーバーフィンというそうです。

改めて、オートフォーカスレンズを確認してみると、AF-NIKKKOR 35mm f1.8では∞のマークがリングいっぱいのところからずれていました。

250926
・AF-NIKKOR 35mm f1.8G 赤いラインがレンズを左いっぱいに回した位置。∞のマークは左いっぱいより少し内側にある。

オーバーフィンの設計はマニュアルフォーカスの時もあったそうですが、その時はあまり感じませんでした。

もっとも、星の写真を望遠レンズを使い撮るようになり無限遠のピントをシビアに合わせるようになったのは、デジタルのオートフォーカスカメラになってからなので、マニュアルフォーカスカメラの時は感じないだけだったのかもしれません。

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