東海大海洋科学博物館が一部を残し取り壊しの方針
2023年3月をもって一般入場を終了した清水市三保の東海大学海洋科学の一部の研究施設を残し取り壊しが決まったそうです。静岡新聞が報じていました。
子どもの頃から三保の水族館として親しみのあったこの施設の存続に3万人の署名が集まったことも頷けます。
どかか古ぼけた昭和の香りのする水族館が好きでした。
特に、駿河湾の海中を再現した10m×10m×6mの大水槽や、全長5.18m(♀)と4.85m(♂)のリュウグウノツカイの標本は、小学生の頃に初めてみた時に強烈な印象が残りました。
・ 東海大学海洋科学博物館入口
・ 海洋水槽
・ リュウグウノツカイの標本
現在、エスパルスドリームプラザや日の出ふ頭のある日の出地区に、静岡市やレップジャパンが水族館を含む海にちなんだ施設の建設を検討しているそうです。
JR清水駅から三保にかけての清水湾は、再開発が進み近代的でお洒落に変貌しつつありいいことです。
ただ、昭和がひとつ消えることに少し淋しさを感じるのは仕方のないことですね。
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「三保の水族館」取り壊しへ 半世紀の歴史に幕 東海大が関係者に連絡
昨年秋で一般公開を終えた東海大海洋科学博物館(静岡市清水区)について、同大が一部の研究施設を残して取り壊しを決めたことが19日、関係者への取材で分かった。関係者によると、同日までに、存続を求めていた市民団体や施設利用を検討していた事業者に連絡が入った。1970年の開館以来「三保の水族館」の愛称で親しまれ、多くの研究者や学芸員を輩出した施設は約半世紀の歴史に幕を下ろすことになる。
同館を巡っては、同大が2022年、建物の老朽化などにより有料公開を終了し、教育・研究機関に専念する方針を決定した。当時は、静岡市が区内に計画する海洋文化施設「海洋・地球総合ミュージアム」と連携し、水槽などの一部機能を使用する予定だった。だが、水量1700トンの巨大水槽を計画する事業者グループと協議が難航。同大は運営への参画を辞退した。
4月には、同大OBらでつくる市民団体「東海大学海洋科学博物館を残す会」(影沢孝行会長)が約3万筆の署名を同大に提出した。動物園運営レップジャパン(同市駿河区)も、同区に体感型水族館「Zoo Zoo Sea(ズー・ズー・シー)」を建設するに当たり、博物館施設の活用を打診していた。
大学側は対応を協議していたが、関係者によると、19日までに「6年前から取り壊しの方向で議論してきた」「希望に沿えない」などと連絡があった。
2025.06.20/静岡新聞
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