リニアの品川-名古屋間が開通すれば静岡駅に停車する「ひかり」が1時間2本に
JR東海の丹羽社長が、昨日、鈴木静岡県知事と会談しました。
会談後、丹羽社長は、リニア中央新幹線の品川-名古屋間開業後は、東海道新幹線の静岡駅や浜松駅に停車する「ひかり」を1時間当たり1本程度増やせるという考えを示したたそうです。NHKが報じていました。
現在、静岡駅に停車する新幹線は、上下線とも1時間当たり「ひかり」が1本、「こだま」が2本程度です。開業後は「ひかり」の停車を時間当たり2本にする考えだそうです。
これは、単純に静岡駅に停車する新幹線が1時間当たり4本になるということだろうか。それとも「こだま」を「ひかり」に置き換えるということだろうか。
僕は「ひかり」の自由席は1~5号車と少なく混んでいることが多いので、自由席が1~6号車、13~16号車(指定席になることもある)と多い「こだま」をもっぱら利用します。
なので「ひかり」の本数が増えるのはありがたいけれど、「こだま」の本数が減るのは困ります。
もっとも、まだ静岡県区間の南アルプストンネルが未着工で、着工しても難工事が予想されるので開業はまだ先の話だけれど。
JR東海社長“リニア開業で新幹線静岡県内停車本数増やしたい”
JR東海の丹羽俊介社長が、リニア中央新幹線の着工を認めていない静岡県の鈴木知事と会談し、リニアが開業した場合、東海道新幹線「ひかり」の静岡県内での停車本数を増やしたいという考えを伝えました。
JR東海の丹羽俊介社長は30日夕方、静岡県庁を訪れ、鈴木知事と会談しました。
会談は冒頭を除いて非公開で行われましたが、終了後に取材に応じた丹羽社長によりますと、リニアが品川から名古屋まで開業した場合、東海道新幹線「ひかり」の静岡駅と浜松駅の停車本数について、現在のおおむね1時間に1本から2本程度に増やしたいという考えを伝えたということです。
リニアが開業すれば、新幹線の輸送力に余力が生じるためだとしていて、JR東海がリニア開業後の新幹線の静岡県内での停車本数について具体的に言及したのは初めてです。
2025.01.30/NHK