清水エスパルスの山室社長、秋葉監督、原副キャプテンが、難波静岡市長にJ2優勝とJ1昇格の報告と新スタジアム建設推進の要望を行ったとNHKが報じています。
新スタジアム建設については、昨年12月に「JR清水駅東口のまちづくりのための土地利用条件整理の中間報告」 まとめられ、難波市長が議論を進めていくと報じられていました。
エスパルスは集客力あり、アウェーでも何千人と押しかける熱心なサポータがいるクラブです。
現在のIAIスタジアム日本平は、交通の便が悪くまた老朽化もしています。JR清水駅南口に新スタジアムが建設されれば、本当にうれしいです。
V・ファーレン長崎は、10月にJR長崎駅近くに新設された収容人数20,000人のホテル一体型のピーススタジアムをホームとしました。
人口67万人の静岡市、39万人の長崎市。JR清水駅東口には鮮魚の販売や食事ができる河岸の市があるし、徒歩でも20分程度の商業施設 エスパルスドリームプラザや大型客船が寄港する日の出埠頭などがあり、複合型施設にすれば集客力があるように思います。また港に面しているので大規模な津波避難施設を兼ねてもいいのでは。
難波市長からはスタジアムについての言及はなかったようですが、建設に消極的なのかなあ。
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清水エスパルス J2優勝を静岡市長に報告
サッカーJリーグ、清水エスパルスの監督などが静岡市役所を訪れ、難波市長に今シーズンのJ2優勝を報告するとともに、新たなホームスタジアムの建設の推進を求めました。
静岡市役所を訪れ、難波市長と面会したのは、清水エスパルスの山室晋也社長と秋葉忠宏監督、それに、副キャプテンの原輝綺選手です。
山室社長は「最高のかたちでシーズンを終えることができました」とJ2優勝とJ1への復帰を報告しました。
そのうえで「ホームでの連勝もあって観客の数が1996年以来の水準となり、アイスタの収容人数では収まらないくらいだった。新スタジアムの建設にもはずみがつけばいい」と述べ、新たなスタジアムの建設の推進を求めました。
これに対し、難波市長は「昇格の決定を待っていた。サポーターも大変な盛り上がりで愛されていると感じる。来シーズンも全力で応援する」と述べ、スタジアムについての言及はありませんでしたが、来シーズンもクラブに協力する考えを示しました。
訪問のあと山室社長は「現状のスタジアムはJ1の基準を満たしておらず、歴史あるクラブにふさわしいスタジアムをサポーターも地域の皆さんも望んでいると思う。市はしっかり検討していると思うが、着実に前に進むことをクラブとしても望んでいる」と話していました。
2024.11.14//NHK