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2024.08.13

確かにスーパーの米は品薄です

米が品薄になっています。実際、近所のスーパーでも店頭にまったく置いていなかったり、置いてあっても購入数量を制限したりしています。

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農林水産省の資料(主食用米等の令和5/6年及び令和6/7年の需給見通し(令和6年3月公表基本指針))を見ても、本年6月末の民間在庫量は177万トンで昨年同時期よりも20万トン(10%)少ない状況です。

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・ 米をめぐる状況について 令和6年7月/農林水産省農産局 6ページ(主食用米等の令和5/6年及び令和6/7年の需給見通し(令和6年3月公表基本指針))から抜粋
※ 画像をクリックすると別ウインドウに拡大表示します。

ただ、「令和6/7年の主要米等の需給見通し」では供給量はわずかに減少するけれど需要量も減少するので需給に問題はないと見通しています。

新米が出てくれば品不足は落ち着くのでしょう。

ただ、台風や大雨による災害や登熟期の異常な高温による生育障害などが心配されるけれど。

参考:食料・農業・農村政策審議会食糧部会 資料(令和6年7月30日開催)/農林水産

引用文主食用コメの在庫が過去最少に 去年より20%減
コメの値上がりが続くなか、先月末の時点の主食用のコメの在庫が去年より20%減って、記録を取り始めて以降、最も少なくなったことがわかりました。
農林水産省は、30日行われた審議会で、コメの需要や生産に関する現状や見通しを示しました。
それによりますと、先月までの1年間の主食用のコメの需要は、702万トンと前の年より11万トン増え、10年ぶりに増加に転じました。
農林水産省は、インバウンドが好調だったことに加え、パンや麺など、ほかの食料品に比べると値上がりが緩やかだったことなどから、需要が伸びたのではないかとしています。
これに伴って、民間での在庫も減っていて、先月末の時点では、156万トンと前の年の同じ時期より41万トン、率にして20%減って、記録を取り始めた平成11年以降では、最も少なくなりました。
在庫の減少も反映して、先月、JAなどの集荷業者と卸売業者の間で取り引きされた主食用のコメの価格は、過去10年間では最も高くなっていて、審議会の出席者からは、値上がりで消費に影響が出ることを懸念する声も上がっていました。
一方、30日の審議会では、せんべいやみそなどに使う加工用のコメも不足していることから、平成24年以来、12年ぶりに、その対応策として政府の備蓄米を加工用に販売する方針も決まりました。
林官房長官「ひっ迫状況ではない 動向を注視」
林官房長官は午後の記者会見で「現時点で食用米の全体需給はひっ迫している状況ではないと認識している。今後、令和6年産米の収穫も始まることから、これらの生産状況も含めて需給と価格の動向を注視していく」と述べました。
2024.07.30/NHK

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