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2024.07.29

年金は何歳からもらうのが得なんだろう?

僕は9月で65歳になり、僕は老齢厚生年金と老齢基礎年金の支給対象となります。

1959年生まれの僕は、64歳から特別支給の老齢厚生年金(報酬比例部分)の対象になっているので、先日、年金事務所に特別支給分の申請に行ってきました。年金事務所には予約をしていったので少し待っただけで、対応も良好でした。

ただ、事前に送られてきた申請書の記入には用語がよくわからなくて苦労しました。ただ、マイナンバーにより添付する書類が簡略化されいました。

5月中旬に申請し受理されましたが、まだ決定通知書はきていません。

さて、65歳から支給される老齢厚生年金と老齢基礎年金は、支給を遅らせる(繰り下げる)と増額されます。

日本年金機構のサイトには、繰下げ年齢1ヶ月ごとと増額率の早見表が掲載されています。支給開始が、65歳では増額率は0%ですが、66歳0ヶ月の8.4%から、支給開始が1ヶ月遅れるごとにアップし75歳0ヶ月では84.0%になります。

支給開始を遅らせれば月々の年金額は増えますが、65歳から支給開始までは0なので累積するとどとらが多く支給されるのでしょう?

それで下の表を作ってみました。表を簡略化するため支給開始を各年齢の0ヶ月で計算してあります。また、年金額がわからないので増額率で表してあります。もちろん年金から社会保険料や税金が引かれるため増加率より少なくなるため、あくまで単純な増加率の比較です。

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※ 画像をクリックすると別ウインドウに拡大表示します。

それと、年金が何歳まで支給されるか(何歳まで生きるか)も大きく関係します。

累積割増率が、65歳から支給を開始した場合、76歳までは繰下げをしても65歳支給開始を上回りません。

77歳になると、65歳支給開始の累積割増率13.000を66歳繰下げの13.008が上回ります。

その後は支給開始を繰り下げる方が段階的に累積割増率が上回っていきます。

例えば65歳男の平均余命は、令和4年簡易生命表によると19.52年で、平均で85歳まで生きます。その時の累積割増率の最大は70歳まで繰下げた22.720(65歳支給開始21.000)になります。

つまり77歳まで生きる自信がない場合は65歳から、それ以上生きる自信がある場合は生きる年齢に応じて繰下げた方が受け取る年金の総額が多くなります。


参照:年金の繰下げ受給/日本年金機構

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