いすゞが普通免許で運転ができるトラックを発売
いすゞ自動車が普通自動車運転免許で運転ができる小型トラックを発売するそうです。
2017年以降取得した自動車普通免許では、車両総重量3.5t未満、最大総積載量2t未満の自動車しか運転できません。
2007年に普通免許と大型免許の間に中型免許が新設された際に、新設前の普通免許は限定条件付きの中型免許に変更になりました。
2007年前の普通免許では、車両総重量が8t未満、最大積載量が5t未満の自動車が運転できました。このため、これまでの普通免許は車両総重量が8t未満、最大積載量が5t未満の限定付きの中型免許になりました。
僕は普通免許から限定条件中型免許に変更になっても、実質は変わらなかったので気にしていませんでした。
ただ、新卒者は普通免許しか持っていないことが多く、小型トラックを運転できなくて困るとという話を時々聞きます。
いすゞは、この不都合に対応するため普通免許で運転ができるトラックを発売することにななったようです。このトラックの最大積載量が1,300kgですが、軽トラックの350kgに比べれば大きいのである程度の需要はあるのだろうなあ。
関連エントリー
・ 8t限定中型免許と普通免許 2016.08.18
・ 来年3月から自動車運転免許の区分に「準中型免許」が加わる 2016.12.14
いすゞ、国内唯一の普通自動車免許対応の小型ディーゼルトラック「エルフミオ」を発売~ドライバーの裾野を広げる「だれでもトラック」、ドライバー不足の解消に貢献~
いすゞ自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長COO:南真介、以下「いすゞ」)は、国内唯一となる、オートマチックトランスミッション(AT)限定の普通自動車運転免許(普通免許)で運転できる小型*1ディーゼルトラック「エルフミオ」を7月30日(火)より発売します。
昨今のドライバー不足の問題は、小口配送を中心とするラストワンマイル物流はもちろん、物流にとどまらないさまざまな業種の自営業者においても、少子高齢化による担い手不足が生じており、国内経済を支えるトラックドライバーの人材確保は喫緊の課題となっています。
このような中、ドライバーの裾野を広げるため、いすゞは経済合理性の高いディーゼルエンジン搭載の小型トラックをAT限定の普通免許で運転できるよう開発を推進し、このたび「エルフミオ」が誕生しました。これからのドライバー多様化を見据え、「だれでもトラック」をキーワードに、ドライバー不足という社会課題の解決への貢献を目指します。また、スマートフォン(スマホ)やタブレットなどのデジタル端末で購入できるオンライン販売チャネル「ELFmioストア」を開設し、お客さまが“いつでも、どこでも”購入できる、トラックの新しい購入スタイルを提案します。
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<「エルフミオ」主要モデル諸元>
型式 3DF-NHR87AF
仕様 シングルキャブ 平ボディ フラットロー
エンジン型式 RZ4E
排気量 1,898cc
トランスミッション 6速AT
全長 4,690mm
全幅 1,695mm
全高 1,960mm
荷台内寸法(長さ/幅/高さ) 3,120mm/1,620mm/380mm
最大積載量 1,300kg
車両総重量 3435kg
最小回転半径 4.4m
乗車定員 3人
2024.07.24/いすゞ自動車
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