シエンタのリコール(パーキングブレーキと防水耐久性)
トヨタの販売店からシエンタのリコールの通知が届きました。
今使っているシエンタ ハイブリッドのリコールは今回で3回目です。
1回目は2019年でカウルカバーの防水性の問題、2回目は2022年で同じくカウルカバーの防水性の問題でした。
今回のリコールは、足踏み式パーキングブレーキのボルトの締結不足とフロントピラーガーニッシュ取付部の防水耐久性不足の2点です。
シエンタでは防水性が問題になることが多いです。
パーキングブレーキの操作ができなくなると、効かなくなった場合は緊急対策としてミッションのパーキングで対応ができますが、効きっぱなしなった場合は困りますね。
一方、フロントピラーガーニッシュ取付部の防水耐久性不足は、浸水によりショートしてしまい、最悪の場合、電動スライドドアが走行中に開くおそれがるとのこと。
リコールなので修理は無料ですが2時間程度かかるので、ディーラーに持ち込んで待ち時間手持無沙汰になりそうです。
まあ、早めに修理を依頼しよう。
シエンタ、JPN TAXIのリコール
届出番号 5416
リコール開始日 11月23日
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リコールの概要
1.不具合の状況
(1)足踏み式パーキングブレーキにおいて、ペダルをボデーに固定するボルトの締付トルク指示が不適切なため、締結力が不足しているものがあります。そのため、使用過程で当該ボルトが緩んで脱落し、最悪の場合、パーキングブレーキの操作ができなくなるおそれがあります。
(2)フロントピラーガーニッシュ取付部において、取付用クリップの防水耐久性が不十分なため、経年により車室内に浸水して、電装品のコネクタが被水し短絡することがあります。そのため、電動ドアロック等の作動不良や、最悪の場合、電動スライドドア装着車は走行中にスライドドアが開くおそれがあります。
2.改善の内容
(1)全車両、当該ボルトの締付状態を点検し、緩みのあるものは適正トルクで増し締めし、脱落しているものはパーキングブレーキペダルを新品に交換し当該ボルトを適正トルクで締付けます。
(2)全車両、フロントピラーガーニッシュ取付用クリップを対策品に交換し、電動スライドドア装着車は、電動スライドドア制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正します。また、コネクタに被水跡がある場合は、グリスを塗布します。
関連エントリー
・ リコールのシエンタが修理されました 2023.12.28
・ リコールの対象(カウルルーバの防水性の不備)のシエンタ・ハイブリッドを修理してきました 2022.05.14
・ リコール対象のシエンタ ハイブリットを修理してきました 2019.07.07
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