感染症の警報・注意報の基準
静岡県は、ヘルパンギーナの6月12日〜18日までの医療機関定点当たりの患者数が8.85人となり警報レベルの6を越え注意を呼びかけていると静岡新聞が報じていました。
季節性インフルエンザでは、注意報や警報をよく聞きますが、調べてみると子どもの感染症を中心にいくつかの感染症で警報・注意報の基準が設定されていました。
ところで、新型コロナウイルス感染症も静岡県では、保健所のエリアで警報や注意報の基準を設定しているようです。
参照: 警報・注意報の検討 -2021 年の警報・注意報の発生と都道府県警報の発生について- /今後の新興感染症の発生時に備えたサーベイランス戦略と枠組みの開発 疫学的・統計学的なサ-ベイランスの評価と改善グル-プ PDF 1.97MB
コロナ感染、前週の1.5倍 ヘルパンギーナは過去最高値 静岡県週報(6月12~18日)
静岡県は23日、感染症発生動向調査の週報(12~18日分)を発表した。新型コロナウイルスの定点医療機関1カ所当たりの患者数は5.56人で、前週の3.77人の1.47倍となった。県は1日平均の感染者数を700人と推計している。
地域別は東部8.82人、中部4.02人、西部3.47人。保健所別では熱海管内が11.17(注意報9人以上)富士管内が11.33人(同11人以上)で「感染者が急増する恐れが状況」である感染拡大注意報開始レベルを上回った。全県の注意報レベルは「8人」。感染者数の上昇傾向は続いていて、後藤幹生感染症管理センター長は「今週のペースで増加した場合、来週全県で感染拡大注意報を発出する可能性がある」とした。
RSウイルスは定点当たり2.84人と前週の2.29人を上回った。地域別は東部4.0人、中部1.74人、西部2.6人。
インフルエンザは1.13人で前週の1.36人から減少。感染性胃腸炎も5.73人で前週の6.27から減少した。
乳幼児を中心に夏に流行するヘルパンギーナは8.85人と過去最高値になり、警報レベルの「6人」も超えたことから県が注意を呼び掛けている。
静岡新聞/2023.06.24
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