新東名に自動運転レーン導入の計画
新東名高速道路 駿河湾沼津サービスエリア-浜松サービスエリア間で、2024年度に「レベル4」の自動運転の導入をする方向だそうです。日本経済新聞が報じていました。
来年4月から運転手の働ける時間を制限する新たな労働基準が適用されるし、トラックドライバーの負担を軽減する一環だろうか。
夜のトラックが中心のようですが、どのような導入だろうか?
新東名は3車線で一番左側の車線がトラックが優先され、トラックの最高速度が80km/hに制限されています。自動運転のになるとトラックは80km/hで自動的に走るのだろうか?
今でも左側のトラックを追い越すためにトラックが真ん中の走行車線をそれよりも少し速い速度で追い越し、さらに追い越し車線を別のトラックが追い追い越して、とても120km/hでは入れないことがよくあります。
すべてのトラックが自動運転なら問題は少ないかもしれませんが、自動運転とそうでないトラックが混在すると3車線であっても、実質2車線なんてことにならないかな。
それと、工事のため車線規制をしていることがよくあります。そんな時はどうなるのだろう。
新東名に自動運転レーン、物流人手不足対応
政府は2024年度にも、新東名高速道路の一部に自動運転車用のレーンを設置する。主に夜のトラックで完全自動に近い「レベル4」の実用化を想定する。少子高齢化で物流の人手不足が深刻になるのをにらみ、省人化技術を活用できる環境を整える。
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実際に走れるインフラの目玉となる新東名のレーンは駿河湾沼津と浜松の両サービスエリア間の100キロメートル超にする方針だ。3車線で直線に近い道が長く続くため、導入しやすいと判断したとみられる。自動運転の専用か優先かは今後詰める。
等間隔に置いたセンサーやカメラなどで路面や車両の状況をリアルタイムで把握し、地図や3次元空間のデータベースと組み合わせて安全に走れるようにする。例えば落下物や障害物があれば検知して後続車も含め安全に減速・回避させる。
国土交通省と経済産業省、中日本高速道路などが23年中にセンサーなど必要な機器の設置の仕方や走行ルールを固める。山間地でも安定した通信環境が必要なため、総務省も民間事業者と連携して高速通信規格5Gのネットワークを拡充する。
2023.03.30/日本経済新聞