豊橋市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が発生
12月5日、愛知県豊橋市の採卵鶏農場で高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたと農林水産省がアナウンスしています。
豊橋市に隣接する湖西市の一部が搬出制限区域に入り、生きたニワトリや卵なのどの区域外への移動が制限されるようです。
まだ、ウイルスの亜型はわかっていないようです。
今シーズンは全国の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生しており、多くでH5N1亜型が確認されているので、豊橋のウイルスもH5N1でしょうか。
参考:令和4年度 鳥インフルエンザに関する情報について/農林水産省
愛知県における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認について
本日(12月5日(月曜日))、愛知県豊橋市の家きん農場において、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜(今シーズン国内25例目)が確認されました。
当該農場は、農家から通報があった時点から飼養家きん等の移動を自粛しています。
なお、我が国の現状においては、鶏肉や鶏卵を食べることにより、鳥インフルエンザがヒトに感染する可能性はないと考えております。
現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあること、農家の方のプライバシーを侵害しかねないことから、厳に慎むよう御協力をお願いいたします。
1.農場の概要
所在地:愛知県豊橋市
飼養状況:約31万羽(採卵鶏)
2.経緯
(1)昨日(12月4日(日曜日))愛知県は、同県豊橋市の農場から、死亡羽数が増加している旨の通報を受けて、当該農場に対し移動の自粛を要請するとともに農場への立入検査を実施しました。
(2)同日、当該鶏について鳥インフルエンザの簡易検査を実施し陽性であることが判明しました。
(3)本日(12月5日(月曜日))、当該鶏について遺伝子検査を実施した結果、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることを確認しました。
2022.12.05/農林水産省
湖西の農場2カ所に搬出制限 豊橋の鳥インフル 静岡県が連絡調整会議
静岡県は5日、愛知県豊橋市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生したのを受け、危機管理連絡調整会議を開いた。対策本部を設置し、発生地点から半径10キロ圏内となる湖西市内の2農場に搬出制限を命じた。ウイルスが静岡県に持ち込まれる可能性があるとして、県内全域で野鳥の監視を進める。
2農場は、愛知県が発生地点から3キロ圏内で実施する清浄性確認検査で陰性が確認されるまで、出荷が制限される。県は湖西市内に消毒ポイントを設置するとともに、野鳥の監視やパトロール態勢を強化する方針を示した。
2022.12.05/静岡新聞
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