書店がひとつもない自治体が全国で26%
書店がひとつもない自治体が、2022年は全国の市区町村の26.2%となったという一般社団法人出版文化産業振興財団の調査結果を読売新聞が報じています。
書店の有無は市区町村の規模に影響されるだろうから一概には言えないのかもしれないけれど、1/4の市区町村で本屋が一軒もないことに寂しさを感じます。
さすがに静岡市葵区には書店があるけれど、その数は減っています。僕の住む学区では書店がなくなってずいぶん経ちます。学校帰りに個人経営の本屋さんによって、立ち読みやら時には買ってもいたのだけれど。
寂しいと書いたけれど、僕自身、本の購入はネットが中心で、本屋に行くのは月に1回程度になってしまいました。
でも、本屋の書棚で背表紙を眺めていて思いがけない本との出会いがあるから、もう少し行かなくちゃいけないね。
このデータに興味があって出版文化産業振興財団のサイトを覗いてみたけれど、掲載されていなくて残念です。
沖縄・長野・奈良、書店ない自治体5割以上…本屋さん議連が改善提言へ
地域に書店が一つもない「無書店自治体」が、全国1741市区町村のうち、26.2%にあたる456に上ることが一般財団法人・出版文化産業振興財団(東京)の調査で8日わかった。1店しかない自治体を含めると790となり、4割以上を占める。出版不況が続く中で各地から街の本屋が消え、本と人が接する場が失われかねない深刻な状況となっている。
調査は、出版社、取次、書店の業界団体でつくる日本出版インフラセンター(東京)の2022年9月のデータをもとに集計した。無書店自治体は地方に目立ち、沖縄県が56.1%、長野県が51.9%、奈良県51.3%と割合が大きかった。北海道は、全自治体のうち70.9%が、無書店か書店が1店しかなかった。
紙の書籍や雑誌の不振、インターネット書店の台頭などにより、街の本屋は廃業が相次ぐ。同センターによると、11年に外商だけの店などを含め全国に1万6722店あった書店は、21年には1万1952店と3割近く減少していた。特に、中小の書店が減っているとみられる。
2022.12.09/読売新聞
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