2022年11月8日の天王星食は442年ぶりの皆既月食中の惑星食
明日の皆既月食は皆既中の月に天王星が隠れる天王星食が起こります。
皆既月食と惑星食が重なるのは、1580年7月26日の土星食以来442年ぶりだそうです。
1580年は本能寺の変の2年前 安土桃山 織田信長の時代です。
土星は街明かりのある静岡市街でも肉眼で確認できるから、信長の時代、暗い夜空に赤く暗い皆既中の月に土星が隠れる様子が見られたと思います。
当時は、皆既月食も土星食も不可思議な現象だっただろうから、文献や物語に書かれていそうです。もっとも、当日は天気が悪かったかもしれません。
ちなみに、次に皆既月食と惑星食が重なるのは、2344年7月26日の土星食です。
ステラナビゲータ11でシミレートしてみると、現時点の計算では皆既の前の部分食の時点で土星食が始まるようです。
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