10月1日から施行のアルコール検知器によるチェック義務化が、半導体不足により延期
10月1日から施行される予定だった道路交通法施行規則の業務用の自家用自動車のアルコール検知器を使った酒気帯びの確認の義務化について、当面のあいだ施工規則の読み替えにより延期されました。
半導体不足によりアルコール検知器(チェッカー)の生産が十分に行われないことが原因のようです。
全国の事業所が必要台数の検知器を用意するとなると相当な台数になると思います。半導体不足がこんなところにも影響しているんですね。
安全運転管理者の業務の拡充等
一定台数以上の自動車を使用する自動車の使用者は、自動車の使用の本拠(事業所等)ごとに、自動車の安全な運転に必要な業務を行う者として安全運転管理者の選任を行わなければなりません。
令和3年6月、千葉県八街市において飲酒運転のトラックによる交通事故が発生したことを受け、業務使用の自家用自動車における飲酒運転防止対策を強化することを目的として、令和3年の道路交通法施行規則の改正により、
① 安全運転管理者に対し、目視等により運転者の酒気帯びの有無の確認を行うこと及びその内容を記録して1年間保存することを義務付ける規定(令和4年4月1日から施行)
② 安全運転管理者に対し、アルコール検知器を用いて運転者の酒気帯びの有無の確認を行うこと並びにその内容を記録して1年間保存すること及びアルコール検知器を常時有効に保持することを義務付ける規定(令和4年10月1日から施行)
が設けられました。
このうち②の規定については、最近のアルコール検知器の供給状況等を踏まえ、令和4年の道路交通法施行規則の改正により、当分の間、適用しない(①の規定と読み替えて適用する)こととなりました。
2022.09.09/警察庁
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