国内で初めてサル痘の患者が発生した
サル痘の患者の1例目が確認されたと厚生労働省がアナウンスしています。
欧州でサル痘と診断された人との接触歴がある人のようです。まあ、遅かれ早かれ日本にもウイルスが持ち込まれると言われていたし、それが今だったということですね。
国立感染症研究所の「サル痘とは」によると、ヒトからヒトへの感染は患者の飛沫、体液、皮膚病変を介した飛沫や接触による感染と考えられているそうです。症状は発熱と発疹が主体で、多くは2〜4週間で自然に回復するが、小児等で重症化や死亡した例もあるとのこと。
僕ら世代は天然痘のワクチン 痘そうワクチンを子どもの頃接種しましたが、ワクチン接種は1976年以降行われていません。痘そうワクチンはサル痘にもある程度有効みたいだけれど、50年以上前に接種したものが今でも有効なのだろうか。
参照:サル痘とは /国立感染症研究所
サル痘の患者の発生について
本日、都内在住で発疹等の症状を示し、サル痘への罹患が疑われた男性1名に関して検査の結果、同日、サル痘の患者と確認されたことが、東京都から報告されました。
我が国では、サル痘は、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成10年法律第114号)において、4類感染症に指定されており、届出義務の対象となっています。
これまで日本国内においてサル痘の発生は確認されておらず、本事例は国内1例目のサル痘患者となります。
この患者に関する情報は、以下のとおりです。
1 年代:30代
2 性別:男性
3 症状:発熱、発疹、頭痛、倦怠感
4 医療機関受診日:7月25日
5 居住自治体:東京都
6 海外渡航歴:あり(欧州)
7 その他:渡航先にて、その後サル痘と診断された者との接触歴有
患者の状態は安定している。現在、都内医療機関において入院中
厚生労働省では、自治体等に対し、サル痘に関する情報提供及び協力依頼、積極的疫学調査の取扱い等について、事務連絡を発出しているところです。
サル痘に関しましては、各国政府やWHO、専門家等とも連携しつつ、諸外国の感染状況を注視しながら、情報収集に努めてまいります。
なお、報道機関各位におかれましては、ご本人やご家族などが特定されないよう、個人情報保護にご配慮下さい。
医療機関への直接のお問い合わせはお控えください。
2022.07.25/厚生労働省
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