皮膚が超高音を聞いているという話
今夜、放送されたヒューマニエンス クエストのテーマは皮膚でした。
皮膚は触覚ばかりではなく、視覚や聴覚、嗅覚、味覚も感じるとのことです。
その中で印象に残ったのが、皮膚が超高音を聞いているというところ。
超低音ならエネルギー量が大きいので、音圧を肌で感じることはわかるけれど、超高音は意外でした。
それで思い出したのが、レコードからCD、アナログからデジタルにかわった時のことです。
CDは記録されている音域が20kHzまでということで、当時、それより高音域まで記録されているレコードに比べ、音に厚みがないと言われることがありました。
聴力正常な若者が聞き取れるのは20kHzまで、僕は10kHzくらいまでがせいぜいなので、CDの音質はあまり気になりませんでした。
番組では、同じ曲で20kHzまでのものとそれ以上も記録いているものを6人被験者に聞かせその感想を求める実験を紹介していました。(被験者は皆、半袖)
結果は全員が違いがわかり、20kHz以上記録された音源のほうが暖かいとか心拍が少し多くなった気がしたとの感想がありました。
そうなるとCDが出始めた当時に言われたことはまんざらはなかったのかな。
でも、現在はデジタル音源が全盛ですが、デジタルの音が冷たいとか厚みがないとかという話は聞かないからどういうことなのだろう。

・ NHK ヒューマニエンスQのサイトから画像引用
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