原油価格の上昇は続きそうです
原油価格の上昇が続く中、4日に開催されたOPECとロシアなどの主要原産国の会議で、来月の生産量を毎月40万バレルずつ増やすという生産計画は変更せず、追加の増産は見送ったとNHKが報じています。
直近のWTI の原油価格は1バレル84円に上昇しています。また、10月24日にレギュラーガソリンを給油したときは1リッター165円の高値でした。
今後、原油の需要が増えればさらに価格は上昇するのかな。
関連エントリー:静岡のガソリンは前回から3円上がって165円 2021.10.24
来月の原油生産量 追加増産見送り 価格上昇傾向続くとの見方
原油価格の高値が続く中、サウジアラビアが主導するOPEC=石油輸出国機構とロシアなどの主な産油国は従来の生産計画を変更せず、来月の追加増産を見送りました。原油価格は今後も上昇傾向が続くとの見方が出ています。
サウジアラビアなどでつくるOPECとロシアなどの主な産油国は、日本時間の4日夜遅くオンラインで閣僚会合を開き、来月の生産量について協議しました。
この結果、日量で40万バレルずつ月ごとに増やすとしている今の原油の生産計画を変更せず、追加の増産を見送りました。
原油価格は世界的な需要の高まりから一時、7年ぶりの水準まで上昇し、国内のガソリン価格の値上がりにもつながるなど暮らしや経済活動への影響が懸念されていて、日本やアメリカなどが産油国に対し供給を増やすよう求めていました。
これについてサウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は記者会見で「われわれは徐々に生産を増やしており、もし需要が落ち込めば、来年の始めには大量に余り始めるだろう」と述べて大幅な増産は難しいと説明しました。
ただ、世界では経済活動の再開が広がっていることに加えて、これから北半球では冬の時期を迎えることから、原油の需要は一段と高まるとみられています。
こうした中で産油国が追加増産を見送ったことで、原油価格の上昇傾向は今後も続くとの見方が出ていて、国内のガソリン価格などへの影響が注目されます。
2021.11.05/NHK
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