夏にピークがあった新型コロナウイルスと今増加しているウイルスとはタイプが違うのだろうか?
東京大学の河岡義教授らのグループの実験で、中国・武漢で発生した初期の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に比べ、その後、欧米を中心に広がったウイルスの方が、ハムスターでは伝播力が強いことが確かめられたと、読売新聞が報じていました。
日本でも夏にピークをむかえたPCR陽性者数が、ここにきて再び増加の傾向にあり、第3波ではないかといわれています。
今、増加しているウイルスは一旦減少したものが再び増加いているのか、それとも夏のウイルスが変異したものなのだろうか?
コロナ変異で感染加速か、日本でも3月以降に急増…東大など論文
東京大の河岡義裕教授(ウイルス学)らの国際グループは13日、今春に欧州から世界に広がった変異型の新型コロナウイルスが、中国で見つかった流行初期のウイルスに比べて、感染が広がりやすい可能性があると発表した。
ハムスターを使った実験で確かめた。肺炎の重症度に変化はみられなかったという。論文が、米科学誌サイエンスに掲載された。
新型コロナウイルスは昨年12月に中国・武漢で人への感染が確認され、流行が始まった。その後、細胞に感染する構造の一部が変異したウイルスが出現し、欧州から拡大。日本でも今年3月以降に変異ウイルスが急増し、現在もこの系統のウイルスが流行している。
変異したウイルスは、細胞への感染力が高まっているとの報告はあったが、実際に感染の広がりや重症度が変化しているかは、わかっていなかった。
2020.11.13/読売新聞
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