過去40年で太平洋側に接近する台風が増えているそうだ
東京など太平洋側の地域に接近する台風が過去40年で増えていると、気象庁気象研究所が報道発表していました。
また、接近する台風は、強度が強くなっており、移動速度が遅くなっていることもわかったそうです。
この原因は、日本付近の気圧配置の変化や海面水温の上昇などが原因となっているようです。
確かに静岡でもここ10年くらいの間に接近や上陸する台風が増えてような気かします。
実際、気象庁のデータで10年ごと1年の台風の接近数の平均をとってみると、1971年以降関東甲信越地域(伊豆諸島・小笠原諸島を除く)も東海地域も少しずつ増えています。
ただ、それ以前の1951年から10年と’61年から10年は、今と同じ3.5回程度台風が接近しています。
これから強く遅い台風の接近が増えると厄介ですね。
過去40年で太平洋側に接近する台風が増えている
気象庁気象研究所は、過去の観測データ等を用いて、日本に接近する台風の特徴の変化を詳細に調査しました。その結果、過去40年で、東京など太平洋側の地域に接近する台風が増えていることがわかりました。これらの接近する台風については、強度がより強くなっていること、及び、移動速度が遅くなっていることもわかりました。これは、日本付近の気圧配置の変化や海面水温の上昇などが原因と考えられます。
2020.08.25/気象庁気象研究所
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