新型コロナウイルスの抗体保有は1%にも満たない
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の抗体検査の結果が、厚生労働省とソフトバンクグループからアナウンスされています。
厚生労働省の結果は、東京都、大阪府、宮城県で6月1日〜7日にかけて一般市民を無作為抽出で2,000〜3,000人調べ、2検査試薬の両方とも陽性になったものを陽性としています。
陽性率は、東京都0.19%、大阪府0.17%、宮城県0.03%と極めて低いものとなっています。
・ 抗体保有調査の結果について 2020.06.16/厚生労働省から引用
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一方、ソフトバンクグループの結果は、ソフトバンクグループ従業員や取引先、医療従事者など44,066人検査したもので、ソフトバンク関連が0.23%、医療関係者等が1.79%、全体で0.43%とこちらも極めて低い陽性率です。
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・ 新型コロナウイルスの抗体検査結果速報値や出口戦略「ソフトバンクモデル」等について専門家と対談 2020.06.10/ソフトバンクニュースから引用
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この陽性率の低さは、おそらく外出自粛や休業要請が功を奏し、感染が抑えられた結果だと思います。
ただ、一方では集団免疫がほとんどできていないということで、ワクチンや治療薬が普及するまでは感染機会を減らす行動が必要ですね。
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