戸田書店静岡本店が閉店する
静岡では静岡セノバのMARUZEN&ジュンク堂書店と並び大きな書店の戸田書店静岡本店が5月中旬にも閉店すると、静岡新聞が報じていました。
戸田書店静岡本店は、JR静岡駅北口・国道1号線を挟んだ葵タワーの地下1階~地上2階の3階を占める静岡では大型の書店です。
・ JR静岡駅北口の葵タワー
・ 戸田書店静岡本店
地下1階は雑誌、コミック、児童書、学習参考書など、地上1階は文芸、新書、文庫など、2階は各種専門書などとなっています。
吉見書店、谷島屋書店、江崎書店に加え戸田書店静岡本店が閉店することで、紺屋町・呉服町から目立った書店がなくなることになります。
書籍がネット通販や電子書籍などの販売が加わり、昔ながらの書店での販売は縮小を余儀なくされているのでしょう。
僕自身も買いたい本が決まっているときはAmazon、とりとめもなく本を探すときは本屋と本屋の利用頻度は少ないもの。
だから本屋の衰退を残念に思いつつも、僕自身が本屋に足を運んでいないんだよね。
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戸田書店静岡本店、閉店へ 5月中旬にも
JR静岡駅前の再開発ビル「葵タワー」内の県内最大級の本屋「戸田書店静岡本店」が、5月中旬にも閉店することが、13日までの関係者への取材で分かった。戸田書店(静岡市清水区)が同日までに、店舗を売却する方針を固めた。インターネット通販などの普及で書籍の販売不振が続いたことが背景にあるとみられる。
2002年に旧長崎屋静岡店ビルを戸田書店が取得、開業した店舗が前身。現店舗は紺屋町地区の再開発事業に伴い、10年4月の同ビルオープンとともに地下1階地上2階に入店、開業した。文芸書から専門書まで約60万冊をそろえ、県都の玄関口に立地する同ビルの看板店となっていた。
閉店後、地元のデベロッパーに売却し、本店機能は江尻台店(同市清水区)に移す。
10年ほど前から雑誌書籍を扱うコンビニエンスストアの出店加速で売り上げの減少が始まり、近年はネット通販のほか、電子書籍などの広がりも受けて販売の不振が加速していたという。
同社の担当者は「書店業界の縮小が続いている。文具や雑貨販売、異業種との連携など生き残り策を模索してきたが、やむを得ないと苦渋の判断をした」としている。
2020.03.14/静岡新聞
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