新型コロナウイルス 2019-nCoV の電子顕微鏡写真
国立感染症研究所が公開している新型コロナウイルス 2019-nCoV の電子顕微鏡写真です。
スパイクやエンベロープがはっきり写っています。
下の引用が、国立感染症研究所のサイトに掲載されているコロナウイルスのウイルス学的特徴です。
ウイルス学的特徴
電子顕微鏡で観察されるコロナウイルスは、直径約100nmの球形で、表面には突起が見られる。形態が王冠“crown”に似ていることからギリシャ語で王冠を意味する“corona”という名前が付けられた。ウイルス学的には、ニドウイルス目・コロナウイルス亜科・コロナウイルス科に分類される。脂質二重膜のエンベロープの中にNucleocapsid(N)蛋白に巻きついたプラス鎖の一本鎖RNAのゲノムがあり、エンベロープ表面にはSpike(S)蛋白、Envelope(E)蛋白、Membrane(M)蛋白が配置されている(図1)。ウイルスゲノムの大きさはRNAウイルスの中では最大サイズの30kbである。遺伝学的特徴からα、β、γ、δのグループに分類される。HCoV-229EとHCoV-NL63はαコロナウイルスに、MERS-CoV、SARS-CoV、HCoV-OC43、HCoV-HKU1はβコロナウイルスに分類されている。
コロナウイルスとは/国立感染症研究所
・ 2019-nCoVの電子顕微鏡写真/国立感染症研究所
※ 画像をクリックすると別ウインドウで拡大表示します。
参照:感染症 画像・映像アーカイブ/国立感染症研究所
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