地球深部探査船「ちきゅう」の一般公開に行きました その1 - 船としての「ちきゅう」
11月30日(土)12月1日(日)に清水港・日の出ふ頭で、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の 地球深部探査船「ちきゅう」の一般公開があったので、日曜日に行ってきました。
「ちきゅう」は清水港を母港としているのでよく見かけますが、内部に入ったのは初めてです。
一般公開は数年に1回程度行われいます。ただ、人気があるようで事前申込制で今回は12月1日12:00~13:00の回に当選しました。
「ちきゅう」は、全長 210m、幅 38.0m、船底からの高さは130mです。「ちきゅう」の外観上の特徴になっている中央のやぐらの高さは、水面から120mあります。
海底を掘削しパイプを通し、10,000mまで地球の内部を調べることができます。
・ 日の出ふ頭に停泊中の「ちきゅう」(船首から) 船首の大きな屋根状床はヘリコプター用デッキ
・ 船首からは清水湾越しに富士山が望める
・ 日の出ふ頭に停泊中の「ちきゅう」(船尾から)
やぐらから海中・海底にパイプをつなぎながら下ろします。
・ 船底から130mのやぐら(デリック)
艦橋には乗船口から階段を5階分登ります。
・ 艦橋から清水の街を望む
掘削のため海上の一点に止まっていなかればならないため、船はコンピュータで制御されています。
・ 船のコントロールはコンピュータ制御
次回は「ちきゅう」内部の研究室や探査結果などの展示について書きます。
参照:地球深部探査船 ちきゅう/海洋研究開発機構
関聯エントリー:地球深部探査船「ちきゅう」の一般公開に行きました その2 - 研究施設としての「ちきゅう」 2019.12.13
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