脳ドックを初めて受けました 1 - 閉所恐怖症にはつらいかも
還暦になるし僕の脳もだいぶくたびれていると思い、先日、静岡市内の総合病院で脳ドックを初めて受けました。
結果は、
【頭部 MRI・MRA】判定:B わずかな所見あるが心配なし(ラクナ梗塞、微小出血
【頸部 MRA】判定:A 異常なし
でした。多分、過去のどこかで脳の細い血管が詰まったことがあったのでしょう。
さて、検査項目は、メインとなるMRI・MRA検査と血圧や血液検査、尿検査、身体計測でした。
MRI検査は、磁力を使って頭の中の構造を断層写真として見ることにより脳の小梗塞の検出が検出できるそうです。
一方、MRA検査は、脳全体に張り巡らされている血管を立体的に検査するもので、脳に加えて首から上の血管のつまりや動脈瘤がわかるそうです。
検査で早期発見できる主な病気は、無症候性脳梗塞、多発性脳梗塞、未破裂脳動脈瘤、脳動脈硬化、内頸動脈狭窄症、脳動脈閉塞症、良性脳腫瘍 (髄膜腫、下垂体腺腫、聴神経腫瘍等)、悪性脳、腫瘍、脳動静脈奇形、血管腫、脳萎縮、水頭症などとのことです。
MRI・MRA検査は、麻酔や造影剤の投与など前処理があるわけではなく、耳栓をしてベッドに寝かされ筒状の装置の中で約20分間、動かずじっとしているだけです。
検査中はキンキン、ガンガン、ゴンゴンといった金属音が鳴り響いていますで、耳栓をしているとはいはうるさいと言えばうるさいです。
それよりも、狭い空間の中に身動きをせずじっとしていることがつらかったです。
事前にプラスチックの格子状のフェースマスク(フェースガード?)とようなものを着けて、その上は検査器の壁です (^^; その状況で閉所恐怖症というのでしょうかパニックになってしまうと大変です。
僕の場合は、他のことを考えるようにしてなんとかやり過ごしましたが (^^;
うるさいけれど痛みなどはなくただ寝ているだけで、何でもない人は何でもないのでしょうが...
なお、ネットで調べると、閉所恐怖症の人には連絡用のボタンを持たせるとか、脳を弛緩させぼんやりさせる薬を投与するとか、磁力が弱く精度が落ちるが側面が空き圧迫感の少ない検査器とか、対処の方法はあるにはあるみたいですが。
そういえば、問診の際に「閉所恐怖症は?」と聞かれたっけ...
次回は検査の結果について書きます。
関連エントリー:脳ドックを初めて受けました 2 - 検査結果 2019.08.30
・ 還暦を前に人間ドックや脳ドックを受けてみて 2019.09.02
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