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2019.08.28

生まれて初めて大腸内視鏡検査を受けました 3 - 検査当日(検査準備)

検査当日は家で普段と同じように便が出ました。昨夜飲んだ下剤の影響は感じませんでした。検査当日も絶食、水以外は飲めません。

病院には8:30に行き、外科で受付を済ませ、しばらく待っていると内視鏡検査の場所の案内がありました。ここは、胃内視鏡検査を受けた場所と同じです。

内視鏡検査のセクションで再び受付を済ませしばらく待っていると、看護師に検査の前処理をする部屋へ案内されました。そこには、薬を飲む部屋、ロッカー、それと個人に割り当てられたトイレがあります。
そこで、検査の手順の説明がありました。なんでも午前中に大腸内を綺麗にし、14時頃から順次、内視鏡検査を行うとのことです。その日に検査を受ける人は、僕を含めて男性が3人、女性が2人の計5人でした。

まず、経口腸洗浄剤(ニフレック)2Lを時間をかけて飲みます。ニフレックは消化管で吸収されにくい液体で、口から飲み肛門から排出することによって腸内を洗い流し綺麗にするんですね。

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・経口腸洗浄剤(ニフレック)2Lとメトクロプラミド2錠

ニフレックは、1時間くらいかけて1L飲みます。最初に飲むときに腸の運動を整える薬(メトプラクラミド)2錠飲みました。
1L飲んで排便がされないときは看護師に相談しろとのこと。それはそうですね、1Lの水が消化管内に滞留したら不都合があるのでしょう。
また、5回目以降の排便は便の状態を看護師が確認し、腸の洗浄状況を把握するとのことです。

僕は200ml位づつ数回に分けて飲みました。

ネットの体験談では、大量の洗浄剤を飲むのが大変と書かれているものが多くありました。ただ、美味しいとはいえませんがポカリスエットのような味で不味いともいえず、普段から水分を多く取っているのでそれほど苦になりませんでした。

最初に飲んで、しばらく廊下を歩いたりしているうちに15分ほどで最初に排便がありました。この段階では便に固形物が混じっています。それが、排便ごとに水様になっていき1L飲み終えるころには4回排便がありました。排便の間隔はどんどん短くなります。

そして、1L飲んだ段階で少量の腸の泡を取る薬を飲み、さらに残りの1Lを少しづつ飲みます。

5回目の排便のときの看護師のチェックでは、水様なもののまだ茶色で濃いため残りの洗浄剤を飲んだ後、もう一回チェックをするとのこと。

この段階になると排便するとすぐに便意をもよおします。トイレットペーパーで頻繁に肛門を拭くのでヒリヒリしてきます (^^;

7回目の排便のチェックでは、薄黄色(尿の色に近い)でOKになり、検査で呼ぶまで待機するように指示がされました。

この状態になるまで9時から11時と約2時間かかりました。人によってはもっと時間がかかる場合もあるようで、前日の食事を控えめにしたことがスムーズな排便に影響しているかもしれません。

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・ 腸洗浄剤を飲む部屋の壁に貼ってある大腸内視鏡検査の流れ ※ 画像をクリックすると別ウインドで拡大します

さて、次回は実際の大腸内視鏡検査について書きます。

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