静岡も7月になって日照時間が少なく気温の低い日が続いています
東京では記録的な日照不足の日が続いているそうです。NHKが報じていました。
そういえば静岡も太陽が出ずそれほど暑くない日が多いけれど、梅雨の時期でもあるしと思って調べてみると、やはり日照時間が少なく気温の低い日が続いています。
下のグラフは梅雨入り(2019.06.07)以降の静岡の日照時間や平均気温、累積降水量の状況です。
日照時間は梅雨入り後、そこそこあったのですが6月28日以降は平年に比べ少ない日が続いています。
NHKの記事にある静岡の7月6日~15日までの合計日照時間は、7月10日が晴れたため16.5時間(平年43.8時間)で平年比38%と関東に比べ多くはあるものの少ないことにはかわりありません。
また、平均気温も梅雨入り直後と7月に入ってからは、平年より低くなっています。
ただ、梅雨入り以降降水量は平年に比べ多くなっていますが、日照の少なさに比べ雨が特に多いわけではありません。
日照不足で各地に影響 東京都心は日照3時間未満が20日連続
関東甲信を中心に記録的な日照不足による「梅雨寒」が続いている。東京都心は6月27日から7月15日まで過去最長の19日連続で日照時間が3時間未満となり、東日本の太平洋側を中心に先月末から日照時間が少なく、気温が低い状態が続いています。東京の都心では日照時間が3時間に満たない日が16日で20日連続と、統計を取り始めてから最も長くなっています。
気象庁によりますと、オホーツク海にある高気圧の影響などで東日本の太平洋側を中心に冷たい空気が流れ込んで曇りや雨の日が続き、平年より気温が低い、いわゆる「梅雨寒」となっています。
16日も関東を中心に気温が上がらず、日中の最高気温は、東京の都心で22度1分、前橋市で24度3分など平年の5月上旬から下旬並みとなりました。
15日までの10日間の平均気温は各地で平年を下回り、東京の都心で3.7度、大阪市と福岡市で2度、仙台市と名古屋市、松山市で1.8度、いずれも低くなっています。
日照不足は、特に関東地方で深刻になっています。
東京の都心では、日照時間が3時間未満の日が16日で20日連続となり、日本気象協会によりますと、31年前の昭和63年の17日連続を超え、統計を取り始めてから最も長くなっています。
15日までの10日間の日照時間の合計は、東京八王子市で0.3時間と平年の1%となったほか、さいたま市が1.7時間で平年の4%、東京の都心が2.6時間で平年の6%、前橋市が3.5時間で平年の9%などと、関東の各地で1割に満たない状態になっています。
気象庁によりますと、東日本の太平洋側を中心に来週月曜日ごろにかけて曇りや雨の日が多くなる見込みで、日照時間が少なくなると予想されています。
2019/07/16/NHK
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