JR浜松駅新幹線改札口に「エスカレーター乗り方改革」のポスターが貼ってありました。
調べてみると、全国鉄道事業者や商業施設などが7月22日から8月31日に実施しているエスカレーター「みんなで手すりにつかまろう」キャンペーンのポスターでした。

キャンペーンは、エスカレータでの事故防止のため手すりにつかまったり、歩かず立ち止まって乗ることを促すものです。
そういえば、以前JR浜松駅の新幹線の上りエスカレーターで僕の前の中年の男性が、突然仰向けに倒れ巻き込まれそうになったことがあります。90度以上の角度を倒れたのでかなりの衝撃だったと思います。すぐに駅員が駆けつけ、意識もあったようなのでとりあえず安心はしましたがびっくりしました。その時、男性が手すりにつかまっていたかは、突然のことだったので分かりません。
急ぐ人のためエスカレーターの片側を空け(静岡では右側)ることには賛否があるでしょう。

・ 静岡では右側をあけるのが慣例
ロンドン交通局の調査によれば混雑時は、エスカレーターを歩かないほうが歩いた場合より3割多くの人を運べるという結果があります。
引用:The simulation that proves standing only escalators work on the Tube 2016.03.18/The Telegraph
ただ、この場合は混雑時は全体で同じ時間で運べる人数が多いというで、個人としたら他の人が遅くなっても速く移動できることになるでしょう。
エスカレータの設置者とすれば安全第一のキャンペーンなんだろうけれど、特に法的な規制がない慣習的なルールはいろいろ意見が出ます。
僕は、若い頃は歩いていましたが、今は立っていることが多いです ^^;
エスカレーター「みんなで手すりにつかまろう」キャンペーンの実施について
お客さまに駅等のエスカレーターを安全にご利用いただくために、2019年7月22日(月)から全国の鉄道事業者52社局、商業施設、森ビル、羽田空港、成田空港、(一社)日本民営鉄道協会、(一社)日本地下鉄協会、(一社)日本エレベーター協会、埼玉県、川崎市、千葉市と共同で、エスカレーターの安全利用を呼びかけるキャンペーンを実施します。
昨今駅等においては、お客さまがエスカレーターをご利用になる際に、ご自身でバランスを崩して転倒されたり、駆け上がったり駆け下りたりした際に他のお客さまと衝突し転倒させるなどの事象が発生しています。また、エスカレーターで歩行用に片側をあける習慣は、片側をあけて乗ることのできないお客さまにとって危険な事故につながる場合もありますので、全てのお客さまが安心してエスカレーターを利用できるよう「みんなで手すりにつかまろう」「歩かずに立ち止まろう」等の呼びかけを実施します。
なお、ポスターの制作にあたっては国土交通省及び消費者庁からの後援を受けており、詳細は下記のとおりです。
記
1 キャンペーン期間 2019年7月22日(月)~8月31日(土)
2 実施事業者 全国鉄道事業者52社局、商業施設、森ビル、羽田空港、成田空港、(一社)日本民営鉄道協会、(一社)日本地下鉄協会、(一社)日本エレベーター協会、埼玉県、川崎市、千葉市
3 後援 国土交通省、消費者庁
4 キャンペーン内容 ポスターの掲出(【別紙】参照)、ディスプレイ広告の掲載、ポケットティッシュ配布等
※キャンペーン内容や実施時期については、各社で異なります
2019/07/17/全国鉄道事業者52社局他