書籍に挟まれた短冊状伝票「スリップ」が消えつつあるそうだ
本に挟まれている二つ折りにされた縦長の紙、短冊状伝票「スリップ」というのですね。見慣れた紙だけど、名前を初めて知りました。
このスリップが消えつつあるそうです。日本経済新聞が報じていました。

・ 短冊状伝票「スリップ」
そもそも「スリップ」は、販売する際に書店員が回収し、書籍ごとの販売状況を把握し仕入れに活用するためのものだそうです。
今では書籍もPOSが一般的になり販売状況が簡単にデータベース化されたり、スリップ自体にコストもかかるため、「スリップ」の必要性が薄れてきているとのことです。
Amazonで書籍を購入すると「スリップ」が挟まれていて、僕はしおりとして利用しています。廃止する出版社が増えているとのことなので、これから見かけなくなるのでしょう。
消え始めた短冊状伝票 1年で20社が廃止、出版不況で
書籍に挟まれた短冊状の伝票が消え始めた。出版業界では「スリップ」と呼ぶが、出版不況でコスト削減などを理由に挟み込むのをやめる出版社が出てきた。書店ではPOS(販売時点情報管理)が普及し、スリップに頼らない注文・在庫管理ができるが、一部では惜しむ声も出ている。
スリップは会計時に書店員が回収する。たまったスリップから在庫回転率を計算したり、需要動向を予想したりしていた。冊数を書いたスリップを出版社に届け、補充の発注に活用するなど、かつては書籍の流通に不可欠な存在だった。
出版社も書店の売れ行きを把握でき、販売に応じた報奨金を書店に支払っていた。ただ書籍の受発注システムが整備され、書店業務の自動化やオンライン化が進み、スリップの重要性は薄れていた。
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関係者によると、この1年だけで約20社がスリップの廃止を決めた。今後も中堅以下の出版社を中心に1カ月に2~3社のペースで追従する可能性があるという。
出版社がスリップを廃止する理由はコスト削減だ。出版社は、取次会社から値上がりした物流費の転嫁を26年ぶりに要請されている。少しでもコストを抑えようとスリップの廃止を決めた。
2018/09/12/日本経済新聞
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