リニア建設工事に伴って井川へのアクセスが楽になる?
リニア中央新幹線は、静岡県内は南アルプスをトンネルで通過していくだけで、直接の恩恵はありません。
ただ、新幹線の南アルプストンネル工事にともなって、大井川の水量の減少や自然環境への影響が懸念され、大井川水系の自治体や静岡県などは、その影響についてJR東海に説明を求めています。
一方先日、工事のベース基地となる井川地区に対してJR東海が説明会を開催したそうです。
説明会の内容を伝える静岡新聞の記事を読んでいて、三ツ峰落合線(県道189号線)にJR東海の負担でトンネルを新設する計画に目に留まりました。
静岡市葵区、南アルプスの麓に位置する井川地区に自動車で市街から行くと、片側1車線の山道を走り2時間程度かかります。
その途中に全長4kmのトンネルを新設することにより、走行距離が10km、時間にして20分程度短縮するそうです。
トンネルが完成すれば井川へのアクセスがだいぶ楽になります。
リニア準備工開始、作業員宿舎8月末から着手 JR東海
JR東海は7日、リニア中央新幹線南アルプストンネル工事の現場になる静岡市葵区井川地区で、昨年12月以来となる住民説明会を開いた。リニア工事関連の準備工のうち、作業員の宿泊施設建設に8月末から着手すると説明。2027年の開業が迫る中、本体工事の準備を加速させる構えを示した。
宿泊施設は3カ所に建設を予定する。このうち椹島は延べ床面積7千平方メートルの宿舎を建て、工事終了後は地権者が南アルプスエコパークのリゾート施設として活用するという。
地元が要望した県道三ツ峰落合線トンネルは9月から調査・設計に入り、20年度半ばに着工する方針を示した。整備費約140億円は同社の全額負担。全長4キロのトンネル新設で、現行より走行距離は10キロ、所要時間は20分短くなる。周辺の道路改良(対象区間約45キロ)は静岡市の負担で実施する。
このほか、林道東俣線の整備も今年秋ごろから開始する。
2018/08/08/静岡新聞
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