2017年度の食料自給率はカロリーベースで38%
先に農林水産省から公表された「平成29年度 食料需給表」によると、日本の2017年度のカロリーベース(供給熱量ベースの総合食料自給率)は、前年度と同じ38%でした。
品目別別の重量ベースの自給率は、主食では米が100%なのに対し小麦は14%と極めて低く輸入に依存しています。
また、畜産物では鶏卵の重量ベースの自給率は96%と非常に高くなっていますが、餌の多くは輸入飼料のためそれを考慮すると12%と極めて低くなっています。これは、他の畜産物でも同様の傾向にあります。
よく話題になるカロリーベースの自給率はあくまで国内に供給された熱量で、'17年度は国民1人・1日当たり2444.3kcalでその38%を国内生産でまかなっていることになります。国民1人・1日当たりの摂取熱量は1900kcal程度だから、いかに供給されたエネルギーが捨てられているということですね。
参照:平成29年度食料自給率・食料自給力指標について 2018.08.08/農林水産省
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