梅雨の合間の空に火星が明るく輝いています。7月31日は火星の大接近
24時をまわった南南東の空に火星が明るく輝いています。その西側には土星、さらに西側に木星も見られます。

・ 火星と土星 2018.06.14 1:37 静岡市葵区平野部 南の空
火星は地球に近づいていて、7月31日に大接近となります。
写真の火星の地球からの距離は7983万kmで、明るさが-1.6級。大接近の時はさらに近づき5759万kmとなり-2.8級の明るさになるので、これからさらに明るさを増します。
・ 火星大接近2018/NAOJchannel
参考:火星が地球に最接近(2018年7月)/国立天文台
2018年夏は、赤く輝く火星に注目!
夜空で赤く輝く火星は、地球のひとつ外側を公転している惑星です。火星は直径が地球の半分ほどしかなく、地球から遠い位置にあるときには、望遠鏡を使っても表面のようすをなかなか観察することができません。しかし、火星はおよそ2年2カ月ごとに地球に接近し、観察の好機を迎えます。そして、その観望の好機が、2018年の夏に訪れます。2018年の夏は、赤く輝く火星に注目しましょう。
火星と地球の最接近は、2018年7月31日に起こります。このときの火星と地球の間の距離は5,759万キロメートル。これは、「大接近」とも呼ばれる近い距離での最接近となります。このころの火星はマイナス2.8等の明るさで輝き、視直径は24秒角を超えます。
2003年には、地球と火星が5,576万キロメートルまで接近し、大きな話題になりました。今回は、これには少しおよびませんが、6,000万キロメートルよりも近い距離での接近となるのは、2003年以来15年ぶりとなります。
「大接近」と聞くと、その日や時刻ばかりを気にしてしまいがちです。しかし、火星の明るさは2018年6月下旬から9月上旬頃までマイナス2等を超え、観察しやすい時期が長く続きます。
2018年夏から秋にかけて、赤く明るく輝く火星を楽しみましょう。
2018/国立天文台
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