シェアがレコード針の生産を終了
レコード針の老舗 シェアがその生産を今年の夏に終了するそうです。シェア・ジャパンがプレスリリースしていました。
デノンやオーディオ・テクニカ、オルトフォンと並びレコード針を生産していたシェアの撤退は寂しいです。
アナログ・レコードが復活の兆しがあるとはいえ、その需要は大きくないだろうから、これまでよく生産を続けてくれたという思いです。
シェアの針には質実剛健というイメージがあります。僕の使っているシェアのM44Gがそうなのかもしれないけれど、ジャズやロックをカッチリ鳴らすといた感じです。
・ SHURE フォノ カートリッジ M44G
ちなみにデノンは繊細、オーディオ・テクニカはオールマイティでといった感じかな。勝手なイメージですが... オルトフォンは使ったことがないのでわかりません。
レコード・プレーヤーもその針もレコードの最盛期に比べ、種類がだいぶ少なくなりました。
レコード針は針圧やアンチ・スケーティングの微妙な調整が必用で面倒だものね。それが楽しみでもあるけれど。
Shureからのお知らせ フォノグラフカートリッジ生産終了について
Shureは、90年以上の間、最高の品質・信頼性・価値を持つ製品の製造販売に取り組んでまいりました。こうした取り組みを続けるためには材料、製造工程、試験の一貫性はもちろんのこと、需要の変動に対応する能力も求められます。近年、フォノグラフカートリッジ製品部門では、Shureの厳しい基準を維持することが困難になっており、その結果、コストや納入という点でShureブランドへのお客様の期待に応えることができなくなってまいりました。このような状況を踏まえて、検討に検討を重ねた結果、2018年夏よりShureフォノ製品の生産を終了するという苦渋の決断をするに至りました。
これまでの何十年にもわたるフォノ部門の活動より、この決断が大切なチャネルパートナーやエンドユーザーの皆様のご失望を招くであろうことは重々承知しておりますが、ご理解を賜りますよう何卒お願い申し上げます。長年にわたるShureフォノ製品に対するご支援とご愛顧に深く感謝申し上げます。フォノ製品がお客様の人生の一部を共にできたこと、ひいてはShureブランドを築き上げる一端を担ったことを誇りに思います。しかしながら、検討の結果、厳しさを増す状況の下で生産を続けるよりも部門を閉鎖することが、「Shureフォノ」の輝かしい歴史を守る上で最善の方法であるとの結論に達しました。
Shureは、これからもお客様の信頼に応える高品質の製品をお届けしてまいります。そして、現行および今後の製品において、お客様のご期待にお応えしてまいりたいと存じます。Shureは、新たな市場やオーディオファイル向けの製品分野に事業を展開していますが、その根底には卓越したパフォーマンスと技術革新に対する揺るぎない取り組みが常にあります。今後とも変わらぬご愛顧を賜りたくよろしくお願い申し上げます。
2018/05/01/シュア・ジャパン株式会社
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