国立天文台の「暦要綱」によると2019年は天皇誕生日がないし、水星の太陽面通過が起こるけれど日本からは見えない
今日、国立天文台は「2019年暦要綱」を発表しました。
参照:平成31(2019)年暦要項の発表 2018.02.01/国立天文台
暦要綱には、国民の祝日も含まれ、2019年5月1日に2月23日生まれの新天皇が即位されるので、12月23日の現天皇誕生日は2019年はありません。
その結果、15日あった国民の祝日がひとつ減り14日になります。
しかし、翌年になれば2月23日が天皇誕生日となり国民の祝日が15日に戻るので、2019年に限ったことです。
また、2019年は日食が3回、月食が2回、水星の太陽面通過(日面通過)が1回起こるけれど、すべてが日本から観測できるわけではありません。

日本から一部でも観測できるのは日食2回、月食1回で、最大のイベント 水星の太陽面通過は日本からは残念ながら見られません。
金環日食も起こりますが、日本で見られるのは部分日食で金環状態の太陽は見られません。
下の写真は、以前静岡から見られた金環日食と皆既月食、金星の太陽面通過です。

・ 金環日食 2012.05.21 7:32 静岡市葵区平野部

・ 皆既月食 食の最大 2018.01.31 22:29 静岡市葵区平野部

・ 太陽面を通過する金星(3時の位置にあるのが金星) 2012.06.06 12:27 磐田市
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