静岡県富士山世界遺産センターに行ってきた
昨年12月23日に富士宮市の街中、富士山本宮浅間大社のそばにオープンした「静岡県富士山世界遺産センター」に行ってきました。
富士山世界遺産センターは、富士山が2013年に世界文化遺産に登録されたのを契機に、富士山の歴史・文化・自然などを紹介する施設です。
センターから富士山が望めます。
・ 静岡県富士山世界遺産センター
また、入口には富士山を祭った浅間大社の鳥居があります。富士山本宮浅間大社は、センターから歩いて5分ほどの距離にあります。
そして、建物の景観の大きな特徴は、逆さ富士を模した富士ヒノキの角材を精密に組んだ木格子です。この木格子は建物全面の水深5cmほどの池に富士山として映ります。
センターは、カフェやショップがある1階は無料ですが、大人の入場料は300円です。
らせん状のスロープを登って行くと、壁面に麓から順番に山頂までの風景の動画が映しだされます。よくできた迫力のある綺麗な映像で、登山の擬似体験になるのかなあ ^^;
・ らせん状のスロープの壁面に投影された風景
そしてスロープの最後は展望ホールになっていて、晴れていれば富士山が望めます。
この展望ホールの床は、鏡面にして逆さ富士が映るような設計だったそうだけど、それではスカートの女性には都合が悪いとのことで、少し濁りを加えています。
・ 展望ホールから望む富士山
展望ロビーから下ると、成り立ちや自然、信仰などの展示により富士山が様々角度から紹介されています。
個人的には富士山の成り立ちに興味がありますが、展示が富士山の魅力を幅広く知ってもらうことにあるため、成り立ちの展示は少し物足りなかったかな。
なんたって、フィリピン海プレート、太平洋プレート、北米プレート、ユーラシアプレートの大きな地殻変動により日本列島が形成され、その変動の頂点として富士山が形成されたのだもの。
・ 日本列島周辺の地殻変動の立体展示
それと1階にはライブラリがあり富士山関係の書籍が閲覧できます。まだ、数は少ないけれど、富士山に特化した書籍が増えれば資料としても面白いかもしれません。
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