カッシーニの長い旅が終わった
NASAとESAの土星探査機 カッシーニと地球の最後の通信時刻は20:55だったそうです。
その後、カッシーニは、土星の大気により燃え尽きたのでしょう。
1997年10月15日に打ち上げられたカッシーニは、2004年6月30日 土星の周回軌道に入り、土星とそのリングや衛星のデータを収集し、今年の4月26日に土星とリングの間を飛行する最後のミッションを行っていました。
そして、今日、土星の大気圏に突入し、カッシーニの20年の長い旅が終わりました。
下の画像は、カッシーニが送った最後の画像です。土星が大きく写っています。
画像引用:Impact Site: Cassini's Final Image 2017.09.15/NASA
カッシーニから送られた多くの画像がNASAのサイトに掲載され楽しいですね。
その中の一枚が土星の第二衛星 エンケラドスの写真です。
表面でほとんどの光が反射されてしまうので、エンケラドスは太陽系の白い天体の代表格だそうです。
また、内部には海の存在が確認されおり、生命の存在の可能性が期待されています。
画像引用:Enceladus: Ocean Moon /NASA
関連エントリー:十六夜の満月、カッシーニのグランド・ファイナル 2017.09.06
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