冥王星の地形の一部に名前がつけられた そのひとつは「はやぶさ大陸」
国際天文学連合(International Astronomical Union:IAU)が、準惑星 冥王星の14地形の名前をプレスリリースしています。
参照:Pluto Features Given First Official Names 2017.09.07/IAU
これは、昨年7月にNASAの探査機 ニューホライズンズが冥王星に再接近した際に撮った詳細な地形データをもとに命名したものです。
・ 冥王星(手前)と衛星 カロン 引用元:Charon and Pluto: Strikingly Different Worlds 2015.10.01/NASA
冥王星は大きなハート形の領域がひとつ特徴ですが、今回命名されたのはハート形の領域とその周辺の地形です。
・ 今回、冥王星で命名された地名 引用元:Pluto Features Given First Official Names 2017.09.07/NASA
ハート形の領域は、1930年に冥王星を発見した天文学者 クライド・トンボーにちなんで「トンボー領域 (Tombaugh Regio)です。
ハートの右上には、日本の小惑星探査機 はやぶさにちなんだ「はやぶさ大陸(Hayabusa Terra)」と命名されました。
ハートの左上は、NASAの探査機 ボイジャー1号、2号にちなんだ「ボイジャー大陸(Voyager Terra)」です。
太陽系から離脱して星間空間の旅をしているボイジャーと、はやぶさが肩を並べるなんて名誉なことだね。
なお、14地形の名前の由来はIAUのプレスリリースで説明されています。
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