生まれて初めて胃の中を見たよ
今日は年に一度の人間ドック。50を過ぎると無罪放免ということはなく、何かを指摘され、場合によっては再検査ということになるので、憂鬱な検査です。
今回のドックで初めて、上部内視鏡検査(いわゆる胃カメラ)を受けました。
実は上部内視鏡検査は、昨年の人間ドックのX線検査(バリウム)で、「胃角部辺縁不整(壁硬化像も含む)胃潰瘍瘢痕」のため精密検査になったとき、鼻から入れる上部内視鏡検査を受けたことがあります。
残念だったのはメガネを外していたのでモニターがほとんど見えず、リアルタイムで胃の中が見られませんでした。
関連エントリー:胃内視鏡検査を始めて受けました 1
ただ、思っているほど痛さや気持ち悪さがなかったため、人間ドックでオプション料金がかかるものの最初から内視鏡検査にしようと思っていました。
今回は、最初に医師からモニターを見ていてもいいし、食道を内視鏡が通過すれば話ができるので質問してもいいと言われたので、メガネをかけてモニターを見ていました。
鼻の穴から口、食道と内視鏡が入っていきますが面白いです。
気道と食道の分岐点もハッキリわかりました。この部分が網膜と並ぶヒトの構造上の失敗の箇所なんだ。
それから少しいくと、表面の色が違っている場所があります。これが食道と胃の境目なんだそうです。
胃の中に入ると、所々に黄色い液体があり胃液とのことで、内視鏡で吸い出していました。
胃の部位によって随分、表面の状態が違うんですね。ヒダ状だったりわりと平坦であったり。
さらに進むと十二指腸の入り口になります。トンネルのような十二指腸の最初の部分を見て、再び胃に戻りました。
胃の中には、白い小さな膨らみが複数あり、これは心配のない良性のポリープとのことです。これが疑わしい場合は切り取って生検に回されるのだろうなあ。
最後に食道をチェック、この時は赤みを帯びた画面が青黒く変わりました。食道がんのチェックだそうです。
こうして、生まれて初めて自分の食道、胃、十二指腸を見ました。麻酔が効いているのかあまり内視鏡の存在感がなく、映像は自分の胃という実感がなかったけれど。
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