185系特急「踊り子」が数年以内に退役
東京と伊豆急下田や修善寺を結ぶ特急「踊り子」に使われている185系電車が、数年以内に退役するそうです。毎日新聞が報じていました。
3月のダイヤ改正で高崎線・両毛線の定期運行から185系は姿を消しました。
・ 185系電車 特急「踊り子」
・ 185系電車 特急「草津」
時代の流れとはいえ国鉄時代の車両の姿が、だんだん見られなくなるのは淋しいです。
旧国鉄時代の185系「踊り子」から引退へ
JR東日本が、旧国鉄時代に製造した車両185系を、東京と静岡県の伊豆半島を結ぶ特急「踊り子」から数年以内に退役させる方針を固めたことが8日、分かった。老朽化したため。185系の退役でJR東が定期運用する特急列車から国鉄時代に造った車両が消え、1日に30周年を迎えたJRの発足後に登場した車両に統一される。
踊り子は伊豆半島にある人気観光地の伊豆急下田、修善寺までそれぞれ走っており、車両の置きかえで旅行者の利用促進を狙う。後継車両には、中央線の主に新宿(東京)-松本(長野県)間を走る特急「あずさ」や新宿-甲府間などの「かいじ」に使っているE257系を転用。
2017/04/08/毎日新聞
国鉄から走り続け35年 185系、高崎線の定期列車引退 JR東ダイヤ改正、臨時列車や「踊り子」では運行
旧国鉄時代から35年間、特急「あかぎ」などとして高崎線と両毛線を走り続けてきた東日本旅客鉄道(JR東日本)の「185系電車」が26日のダイヤ改正で定期列車から引退する。前橋と都内を結ぶ「あかぎ」「スワローあかぎ」の運行は、比較的新しい「651系」に統一される。
185系は特急のほか、通勤輸送にも対応できるようドアの幅を広くして、乗り降りがしやすいように設計されているのが特徴。高崎線方面では1981年に運転を始め、「あかぎ」のほか上野―万座・鹿沢口間の「草津」、上野―水上間の「水上」にも使われた。現在は前橋―新宿間の「あかぎ」「スワローあかぎ」一往復に残るだけで、25日が最後の運転になる。
今回のダイヤ改正では朝、前橋を出発する上りが651系に変更され、夜に新宿から前橋に向かう下りは乗車率2割程度と利用が少ないため運転を取りやめる。185系の引退で乗り心地や車内の居住性は改善するが、おなじみの車両が姿を消すことを惜しむ声もありそうだ。
185系は今後も引き続き、多客期の臨時列車や東京と伊豆方面を結ぶ特急「踊り子」として使われるという。
2017/03/23/日本経済新聞
| 固定リンク
「ニュース」カテゴリの記事
- 2025年の東海地方の梅雨明けは7月4日(2025.07.04)
- 最後のH-IIAロケットの打ち上げ成功(2025.06.29)
- 東海大海洋科学博物館が一部を残し取り壊しの方針(2025.06.23)
- 2025年の東海地方の梅雨入りは6月9日(2025.06.09)
- 日本を標的にした詐欺メールが急増しているそうです(2025.05.21)
「鉄道」カテゴリの記事
- ふるさと納税「岳南電車応援事業」に納税しました(2025.07.12)
- 「乗降した駅」のGoogleマップを作りました(2025.07.10)
- 昔の銀座線は一瞬室内灯が消えました(2025.07.08)
- 東京都地下高速電車(都営地下鉄) 三田駅(2025.07.09)
- 東京地下鉄(東京メトロ)葛西駅(2025.07.06)
コメント