「こうのとり」6号機が大気圏に再突入しミッションが終了
宇宙ステーション補給機「こうのとり」6号機(HTV6)が、昨日、大気圏に再突入し全てのミッションが終了したと、宇宙航空研究開発機構がアナウンスしています。
昨年12月9日に打ち上げ、12月14日に国際宇宙ステーション(ISS)にドッキング、1月28日に分離され、補給品・補用品の移送及や不用物資の搭載などのミッションの終了です。
また、今回のミッションでは、日本製新型リチウムイオンバッテリや超小型衛星の移送が行われました。
ただ残念だったのは、ISS離脱から大気圏再突入までに行われた、宇宙ごみ(スペースデブリ)の除去に関わる実証実験「KITE(カイト)」が、放出機構の不具合によりテザーの伸展ができなかったことです。
不具合の原因究明を行ない、今回の失敗をスペースデブリの除去技術の実用化に活用されるといいですね。
・ 宇宙ステーション補給機「こうのとり」6号機(HTV6) ミッション完了後記者会見 /JAXA | 宇宙航空研究開発機構
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・ こうのとり6号機がISSから分離 2017.01.28
宇宙ステーション補給機「こうのとり」6号機(HTV6)の大気圏への再突入完了について
宇宙ステーション補給機「こうのとり」6号機(HTV6)は、2月5日(日) 23時42分(日本時間)に第3回軌道離脱マヌーバを実施し、大気圏に再突入しました。
HTV6は、所期の目的である国際宇宙ステーション(ISS)への物資輸送を完遂し、本日の再突入をもって、約60日間にわたるミッションの全任務を完了しました。 なお、再突入推定時刻及び着水推定時刻は下記のとおり(日本時間)。
記
再突入※推定時刻:平成29年2月6日(月) 午前0時06分頃
着水推定時刻:平成29年2月6日(月) 午前0時18分頃~0時42分頃
※:高度約120km
2017/02/06/国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
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