青森のアヒルと新潟・関川のニワトリの鳥インフルエンザはH5N6
11月28日に青森県青森市のあひる農場と新潟県関川村の採卵鶏農場で、高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例が確認された鳥インフルエンザは、高病原性のA/H5N6亜型であったと農林水産省がプレスリリースしています。
H5N6ウイルスは、11月に入って、鹿児島県出水市でナベヅル、鳥取県鳥取市でコガモやオオガモの糞便、秋田県秋田市でコクチョウやシロフクロウなどで確認されています。
また、30日には新潟県上越市のニワトリでH5亜型の発生が新たに確認されています。
今シーズン、大陸からの渡り鳥により運ばれる鳥インフルエンザウイルスは、H5N6が多いようです。
参照:高病原性鳥インフルエンザに関する情報/環境省
青森県及び新潟県関川村で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の遺伝子解析及び高病原性鳥インフルエンザウイルスのNA亜型の確定について
青森県及び新潟県関川村で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜について、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究部門が実施した遺伝子解析の結果、高病原性鳥インフルエンザの患畜であることが確認されました。
また、当該高病原性鳥インフルエンザのウイルスについて、NA亜型が判明し、H5N6亜型であることが確認されました。
1.概要
(1)青森県及び新潟県関川村の農場で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜について、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究部門が実施した遺伝子解析の結果、高病原性と判断される配列が確認されました。
(2)これを受け、農林水産省は、「高病原性鳥インフルエンザ及び低病原性鳥インフルエンザに関する特定家畜伝染病防疫指針」に基づき、当該家きんを患畜と判定しました。
(3)また、当該高病原性鳥インフルエンザのウイルスについて、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究部門における検査の結果、NA亜型が判明し、H5N6亜型であることが確認されました。
2016/12/01/農林水産省
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