病院と花
先日、静岡市立静岡病院 5階 集中治療室受付に花が飾ってあることに気がつきました。
・ 静岡市立静岡病院 5階 集中治療室受付の花
僕の子どもの頃は、病院のお見舞いには花がつきものでした。鉢物は根が張り入院が長引くからダメと言われていましたが、病室に飾られた花瓶の花はごく一般的な景色でした。
それが、花や花瓶の水などには細菌が繁殖していて、健康な人には全く問題の無い緑膿菌などの日和見感染菌でも免疫力が極めて低下した人には問題を起こす可能性があるとの懸念から、花の持ち込みを禁止する病院が多くなりました。
そんなこともあるので、受付の花を見て、おっ!と思ったのです。
横の説明を読むと、静岡病院では花や緑の人に及ぼす良い影響を考慮して、一定の条件を満たす場合は花を飾っているそうです。ただ、一般の人の花の持ち込みは現時点では禁止してます。
病院は健康な人が付添に行っただけでも、何故か疲れます。そこに花や緑があることによって、少しでも良くなればいいと思います。
参考:環境感染 Q35 (環境感染、標準予防策、マニュアル、真菌感染症、細菌感染) - 免疫不全がなければ花瓶の水や鉢植え植物は感染源とはならない -/日本感染症学会 PDF 12KB
・ 関連Blogはこちらへ。
病院における生花の取扱い方針について
当院では病院内における生花の持ち込みを全面的に禁止してきましたが、このたび定められた共有スペースでの、一定の条件を満たす生花の展示を再開することとしました。
病気を治療する病院の環境を、合理的な根拠に基づいて、できるだけ改善したいとの考えに基づいています。
病院における花の取扱いは、慎重な配慮を必要とします。
現時点では、“定められた共用スペースでの、一定の条件を満たす生花の展示”に留めており、個人の持ち込みは引き続きご遠慮いただいておりますことをご了承ください。
2016/03/31/静岡市立静岡病院
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