2017年1月1日はいつもより1秒長い一日です
数十万年に1秒ずれるだけの原子時計を使って時を計るようになって、時計で測る1日と地球の自転の1日とにずれが生じるようになりました。そのずれが0.9秒を超えると1日に1秒足すうるう秒によって、現在使われている原子時計による時間と自転に基づく天文時が修正されます。
・ 2009年1月1日に実施されたうるう秒
その修正が日本時間2017年1月1日8時59分59秒と9時00分00秒の間に59分60秒をはさむことによって行われます。
うるう秒による調整は日本時間では7月1日と1月1日に行われ、8時59分60秒の1秒がはさまれます。
これは、世界標準時との時差が+9時間あるためで、世界標準時では23時59分60秒がはさまれますので、世界標準時の2016年は、うるう年の1日とうるう秒の1秒で1日と1秒多い年になります。
この前にうるう秒の調整が行われたのは、2015年7月1日です。また、直近で1月1日の行われたのは2009年です。
うるう秒の調整は、1972年からこれまで26回行われています。
普段の生活では1秒の時間を意識することはほとんどないけれど、情報通信ネットワークやコンピュータによって社会・経済活動が行われている今は、1秒のずれが大きな影響を与えることになるので、周知と調整は重要なことなのでしょうね。
「うるう秒」挿入のお知らせ -来年の元旦はいつもより1秒長い日となります-
平成29年(2017年)1月1日(日)に1年6ヶ月ぶりとなる「うるう秒」の調整が行われます。日本の標準時の維持・通報を実施している国立研究開発法人情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:坂内正夫)は、日本標準時に「うるう秒」の挿入を実施する予定です。
【今回のうるう秒の調整」
平成29年(2017年)1月1日午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に「8時59分60秒」を挿入します。
2016/07/08/総務省
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