自動車の検査標章(ステッカー)のデザインの変更が検討されているそうです
先日、自家用車の車検を受けました。車検を受けると車検証(自動車検査証)と検車標章(フロントガラスの中央上部に貼るステッカーです)が交付されますが、その検査標章の変更が検討されているそうです。国土交通省がプレスリリースしていました。
変更は、現行の検査証票の大きさ(印刷部分のみ 3cm×3cm、シール部分を含む 4cm×4cm)が小さいため視認性を改善する目的で行うとのことです。普段、車検標章は余り意識していないけれど、改善によりドライバーが車検の有効期限を意識し無車検車の運行が防止できればいいですね。
改善案は国土交通省の「検査標章の視認性向上検討会委員」で検討され報告書(案)にまとめられています。大きさや色、フォントなど実験を踏まえた検討がされています。
参考:検査標章の視認性向上検討会 報告書(案)(平成27年12月)/検査標章の視認性向上検討会委員 PDF 951KB
検討会でまとめられた案の主なものは次のとおりです。
・ 検査標章の大きさは、現行の3cm×3cmでは小さいため、現行の軽自動車用の標章と同じ4cm×4cm が大きさの上限とする。
・ 背景色の色・数字の表示位置、文字フォントは、下のサンプルのとおり。
・ 新しい検査標章のイメージ(引用:検査標章の視認性向上検討会 報告書(案)(平成27年12月)/検査標章の視認性向上検討会委員)
なお、2016.4.7まで今回の検査標章に対する意見募集を、電子政府の総合窓口(e-Gov)中の「パブリックコメント(意見募集中案件一覧)」で行っているとのことです。
検査標章(ステッカー)の様式を見やすいように変更します ~検査標章のデザインに関するパブリックコメントを開始~
国土交通省では、無車検運行を防止するため、道路運送車両法(昭和26年法律第185号)第66条により、自動車検査証の有効期間の満了する時期を記載した検査標章の貼付を義務づけております。
このたび「検査標章の視認性向上検討会」におけるとりまとめを受け、自動車の登録及び検査に関する申請書等の様式等を定める省令(昭和45年運輸省令第8号)の一部を改正することを検討しています。
つきましては、広く国民の皆様から、本件に対するご意見を募集いたします。頂いたご意見につきましては、担当部局において取りまとめた上で、検討を行う際の資料とさせていただきます。
2016.03.08/国土交通省自動車局整備課
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