2015/2016シーズンのインフルエンザは例年より1ヶ月程度遅れて流行が始まったようです
僕の周りにはまだ罹った人はいませんが、インフルエンザが例年より遅れて流行を始めたようです。
2016年第3週(1/18-1/24)の定点当たりの報告数は、全国で注意報の基準の10を超え、静岡では9.09と注意報に迫っています。
まだサンプル数が少なくてはっきりしませんが、今シーズン、これまではA/H3N2(A香港)、A/H1N1pamの亜型が多いようです。
県内のインフルエンザ流行状況について(第3週)
第3週(1/18~1/24)の定点当たりの患者数は、第2週の3.20から9.09に増加し、流行が拡大しています。
このため、県民の皆様には、「うつらない」・「うつさない」を基本に、家庭や職場などで、引き続き感染拡大防止に努めていただきますようお願いします。
2016.01.28/静岡県健康福祉部
注目すべき感染症 ◆ インフルエンザ
インフルエンザウイルスの検出状況として、直近の5週間(2015年第50週?2016年第1週)ではAH3亜型、AH1pdm09の検出割合がほぼ同程度で、次いで、B型の順であった(2016年1月13日現在)。しかし、年末年始の時期を挟み、検査数は少ないことから全体の傾向についてはこの時点で明らかではない。
例年のインフルエンザ流行は、11月末から12月にかけて始まり、1月末から2月上旬にかけてピークとなることが多いが、2015/2016年シーズンは例年と比較すると、流行の開始時期が、1カ月程度遅い〔今冬のインフルエンザについて(2014/15シーズン):http://www.nih.go.jp/niid/images/idsc/disease/influ/fludoco1415.pdf〕。過去11シーズンで1月に入って流行入りの指標を超えたのは、今シーズン以外では2004/2005年シーズン、2006/2007年シーズンに観察されており、ピークが2月後半?3月にずれ込むなどの状況は観察されたが、ピーク時の定点当たり報告数についてはそれぞれ50.07(第9週)、32.95(第11週)であり、流行が低く推移したわけではなかった(http://www.nih.go.jp/niid/ja/flu-m/813-idsc/map/130-flu-10year.html)。
感染症動向調査 感染症週報 通巻第18巻第1号/厚生労働省/国立感染症研究所
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