原油価格が1バレル26ドルに
ニューヨーク商業取引所の原油価格が、在庫量が増えた影響で20日に1バレル26ドルに下落したと、時事通信が報じていました。
下がるに下がったものですね。
1バレル20~30ドルといえば、21世紀に入り原油が高騰する前の水準です。
下落は、産油国の生産維持、イランの輸出解禁、中国経済の停滞などにより原油の供給が過剰なりそうなことが原因と言われています。このまま低価格な状態が続けば、産油国を中心に経済に影響が出てくるのでしょう。
それにしても、価格が高騰しても下落しても騒ぎになる、適切な価格はどこにあるのか難しいものです。
NY原油急落、26ドル台=12年8カ月ぶり安値
20日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、世界的な供給過剰懸念などから売りが加速し、大幅続落した。米国産標準油種WTIの清算値(終値に相当)は前日比1.91(6.71%)安の1バレル=26.55ドルとなった。これは2003年5月上旬以来約12年8カ月ぶりの安値水準。
米欧などによる対イラン経済制裁の解除に伴い、同国産原油の輸出拡大観測が浮上しており、供給過剰懸念が一段と強まっている。また、中国経済の減速不安がくすぶっており、同国のエネルギー需要が鈍化するとの警戒感も根強い。
こうした中、この日も売りが売りを呼ぶ展開となり、WTIは一時26.19ドルまで下落し、25ドル台に迫った。原油相場の年初来の下落率は28%超に達した。
2015/12/21/時事通信
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