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2015.12.09

「あかつき」の金星周回軌道への投入が成功

12月7日に姿勢制御用スラスターを使って金星周回軌道に投入された金星探査機「あかつき」は、周回軌道に載ったと、宇宙航空研究開発機構(JAXA)がアナウンスしています。

すでに試験的にあかつきからの画像が送られてきて、JAXAのサイトに掲載されています。

来年4月の定常観測開始が楽しみですね。

紫外イメージャ(UVI)で撮影した金星(12月7日)  ※ 提供:宇宙航空研究開発機構(JAXA)<br />
・ 紫外イメージャ(UVI)で撮影した金星(12月7日) ※ 提供:宇宙航空研究開発機構(JAXA)

関連エントリー:「あかつき」の金星周回軌道再投入成功 (2015.12.07)

引用文金星探査機「あかつき」の金星周回軌道投入結果について
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、金星探査機「あかつき」を金星周回軌道に投入することに成功しましたので、お知らせします。
姿勢制御用エンジン噴射後の探査機軌道の計測と計算の結果、「あかつき」は、金星周回周期約13日14時間、金星に最も近いところ(近金点)では高度約400km、金星から最も遠いところ(遠金点)では高度約44万kmの楕円軌道を、金星の自転と同じ方向に周回していることがわかりました。
現在、探査機の状態は正常です。
今後は搭載している科学観測機器である2μmカメラ(IR2)、雷・大気光カメラ(LAC)、超高安定発振器(USO)の立上げ及び機能確認を行います。既に機能確認済みの3つの観測機器(1μmカメラ(IR1)、中間赤外カメラ(LIR)、紫外イメージャ(UVI))と合わせて約3か月間の初期観測を行うとともに、軌道制御運用を行って徐々に金星を9日間程度で周回する楕円軌道へと移行する予定です。その後、平成28(2016)年4月ごろから定常観測に移行する予定です。 道への投入結果の判明までには2日程度かかる見込みです。結果については、別途改めてお知らせします。
2015/12/09/国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

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