近所にあった少し小さな本屋
今夜のNHKラジオのニュース・ジャーナルを聞いていたら、今日が読書週間の最終日ということもあって、インターネット販売に押され気味の街の書店の新たな取り組みについて特集していました。
本当にAmazonのようなネットでの本の通販が一般的になって、個人経営の本屋は姿を消し、僕の住む小学校学区には1軒もないことに随分前に気がつき、淋しい気持ちになりました。
まあ、僕も買う本の半分以上はAmazonだし、勝手に淋しい気持ちになっているのですが。
以前、近所の本好きの夫婦がやっていたとても小さな本屋のことを書きました。
関連エントリー:街角の小さな本屋と村上春樹 (2009.06.17)
それとは別にもう少し大きな本屋が近所にありました。
ちょうど通っていた中学校と自宅の中間地点ぐらいにあって、その屋号をもじって僕らは「ほけきょ屋」と呼び、学校帰りによく寄り立ち読みをしていました。
当時は、エアコンなど一般家庭にはなく、夏の暑い日は涼みがてら立ち読みをして行く中学生、まことに迷惑な客です。
そこの店主のおじさんは、咳ばらいをしながらはたきをパタパタさせていたから、やっぱり迷惑な客だったのでしょう。それにしても咳ばらいとはたきなんてステレオタイプですね ^^;
でも、僕が本に最初に夢中になったのは、ほけきょ屋で買った松本清張の「点と線」です。
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